A01414
VRRPv2またはVRRPv3機能によって設定される仮想IPアドレスに対しては、static経路自動切替機能などのICMP Echoを用いる監視機能は正常に機能しない場合があります。
- 関係する機能
- VRRP
該当機種 | 修正適用バージョン | 影響を受けるバージョン |
---|---|---|
SEIL/X1, SEIL/X2 | 未提供 | 1.00以降 |
SEIL/B1 | 未提供 | 1.00以降 |
SEIL/x86 Fuji | 未提供 | 1.50以降 |
SEIL BPV4 | 未提供 | 5.00以降 |
不具合の説明
VRRPv2またはVRRPv3機能によって設定される仮想IPアドレスに対しては、static経路自動切替機能などのICMP Echoを用いる監視機能は正常に機能しない場合があります。
不具合発生の条件
VRRPv2またはVRRPv3機能を設定し、その仮想IPアドレスに対して以下のいずれかの監視機能が有効である場合に発生します。
- filter自動切替機能による死活監視
- monitor機能によるping応答の監視
- snmp死活監視機能
- static経路自動切替機能
不具合発生の確認方法
自身がVRRP Masterである状態でpingコマンドにより仮想IPアドレスに対する疎通を確認し、応答がない場合は本不具合に該当しています。
回避・復旧手段
なし