A01434
CBQ 機能にてクラスに 100% 近い帯域を割り当てると、帯域が適切に制御されない可能性があります。
- 関係する機能
- 帯域制御/優先制御
該当機種 | 修正適用バージョン | 影響を受けるバージョン |
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SEIL/X1, SEIL/X2 | 未提供 | 未確認 |
SEIL/B1 | 未提供 | 未確認 |
SEIL/x86 Fuji | 未提供 | 未確認 |
SEIL BPV4 | 未提供 | 5.00以降 |
不具合の説明
CBQ 機能にてクラスに 100% 近い帯域を割り当てると、帯域が適切に制御されない場合があります。
- cbq link-badnwidthの設定値が10Mbpsの場合は 99.9 以上、100Mbpsの場合は98.8以上、1Gbpsの場合は88.9 以上の帯域を割り当てた場合に該当します。
- 不具合の影響を受けた場合、当該クラスが設定値を超える帯域を占有する場合があります。
不具合発生の条件
cbq class コマンドの pbandwidth パラメータに100または100に近い値を設定している場合に発生することが確認されています。
回避・復旧手段
利用帯域によっては、cbq link-badnwidth コマンドにより基準帯域を大きくし、割当帯域を 100% より小さくすることで回避可能です。
- 基準帯域 10Mbps に対して99%を割り当てる代わりに、基準帯域を100Mbpsとし、9.9%を割り当てるなど。