A01471
static経路自動切替機能において、監視対象を指定しない設定であるとき、TunnelインタフェースまたはIPsecインタフェースの対向アドレスを変更しても監視対象が追従しない問題を修正しました。
- 関係する機能
- 経路制御
該当機種 | 修正適用バージョン | 影響を受けるバージョン |
---|---|---|
SEIL/X1, SEIL/X2 | 5.70 | 1.00 ~ 5.70 |
SEIL/B1 | 5.70 | 1.00 ~ 5.70 |
SEIL/x86 Fuji | 5.70 | 未確認 |
SEIL BPV4 | 5.70 | 未確認 |
不具合の説明
静的経路自動切替機能において、監視対象を指定しない設定であるとき、TunnelインタフェースまたはIPsecインタフェースの対向アドレスを変更しても監視対象が追従しません。
- 静的経路自動切替の監視対象を指定しない場合、Tunnelインタフェース及びIPsecインタフェースをゲートウェイとする経路では対向のアドレスを監視対象とします。しかし、interface ipsec コマンド、interface tunnel コマンドで remote のアドレスを変更した場合、監視対象のアドレスは変更されず設定変更前の監視対象に監視パケットを送り続けるため、正常な監視状態になりません。
回避・復旧手段
監視対象インタフェースの設定変更に追従させるには、次のいずれかの操作を行ってください。
- 静的経路自動切替の該当エントリを一度削除し、設定しなおす
- 設定保存後・再起動を実施する
変更・修正内容
static経路自動切替機能において、監視対象を指定しない設定であるとき、TunnelインタフェースまたはIPsecインタフェースの対向アドレスを変更しても監視対象が追従しない問題を修正しました。