A01863
PPPACのPPPoEサーバ機能を設定したとき、設定手段によりPPPoE接続を受け付けない場合がある不具合を修正しました。
- 関係する機能
- PPPアクセスコンセントレータ
該当機種 | 修正適用バージョン | 影響を受けるバージョン |
---|---|---|
SEIL/X1, SEIL/X2 | 5.94 | 5.80 ~ 5.94 |
SEIL/B1 | 5.94 | 5.80 ~ 5.94 |
SEIL/x86 Fuji | 5.94 | 5.80 ~ 5.94 |
SEIL BPV4 | 5.94 | 5.80 ~ 5.94 |
不具合の説明
PPPACのPPPoEサーバ機能を設定したとき、設定手段によりPPPoE接続を受け付けない場合があります。
- A01837(ver.5.90)に適用した不具合修正に対応不足があり、設定方法によって発生します。
不具合発生の条件
次のいずれかの手段でPPPoEサーバ機能を設定した場合に発生します。
- コマンドインタフェース上でのコマンド入力("pppac", "interface pppac" 等)により設定した場合
- SMFサービス(IIJ SMF sx や SACM)の「即時反映」操作により反映した場合
不具合発生の確認方法
パケットキャプチャを行った場合、PPPoEクライアントからのLCPパケット受信直後にPADTの送信が観測されます。
回避・復旧手段
次のいずれかの操作により回避・復旧できます。
- load-from コマンドによる変更反映
- load-from コマンドによる設定の再読み込み
- SMFサービス(IIJ SMF sx や SACM)の「次回起動時反映」
変更・修正内容
PPPACのPPPoEサーバ機能を設定したとき、設定手段によりPPPoE接続を受け付けない場合がある不具合を修正しました。