A01908

IPパケットフィルタが設定され、かつ、fastforwardの動作条件を満たすとき、インタフェースのIPアドレスが追加・削除・変更されると、稀にシステムが再起動する場合がある不具合を修正しました。

関係する機能
IPパケットフィルタ
システム
VRRP
該当機種 修正適用バージョン 影響を受けるバージョン
SEIL/X1, SEIL/X2 6.00 未確認
SEIL/B1 6.00 未確認
SEIL/x86 Fuji 6.00 未確認
SEIL BPV4 6.00 未確認

不具合発生の条件

次の両方の条件を満たすとき、interfaceコマンドやVRRPの動作によってインタフェースのIPアドレスが変化すると本不具合の影響を受ける可能性があります。

  • filterコマンドのsrcまたはdstに、selfまたは<interface>が設定されている
  • fastforwardの動作条件を満たしている

回避・復旧手段

IPパケットフィルタの条件を変更する、または、適用されないダミーのNATルールの追加などによりfastforwardを無効化することで回避できます。