IPv4 の ICMP リダイレクトメッセージにより任意の宛先への経路を挿入される脆弱性

IPv4のICMPリダイレクトメッセージを受信することにより、遠隔の第三者から任意の宛先への経路を挿入させられる可能性

報告日

2008/07/31

SEILシリーズの該当状況

以下のバージョンにおいて影響を受けます。

機種 バージョン
SEIL/X1 1.00 - 1.22
SEIL/X2 1.00 - 1.22
SEIL/Turbo 1.00 - 1.92
SEIL/neu 2FE Plus 1.00 - 1.92
SEIL/neu 128 2.00 - 2.43

SEILシリーズへの影響内容

偽造された IPv4 ICMP リダイレクトパケットを SEIL が受信すると、 一時的なホスト経路が作成され、特定のホスト宛ての通信が意図しないゲートウェイへ転送される可能性があります。

SEILシリーズにおける対応

本脆弱性を修正したファームウェアをリリースしました。

下記のバージョン以降への早急な変更を推奨します。

機種 バージョン
SEIL/X1 1.30
SEIL/X2 1.30
SEIL/Turbo 1.93
SEIL/neu 2FE Plus 1.93
SEIL/neu 128 2.44

設定による回避

本脆弱性の影響を低減させるために可能な対策を下記に記載します。

© Internet Initiative Japan Inc.