偽装されたDHCPパケットに対する受信処理の脆弱性

偽装されたDHCPパケットを受信することにより、スタックオーバーフローを引き起こし 任意のコードが実行される可能性

報告日

2009/07/07

SEILシリーズの該当状況

以下のバージョンにおいて影響を受けます。

機種 バージョン
SEIL/X1 1.00 - 2.40
SEIL/X2 1.00 - 2.40
SEIL/B1 1.00 - 2.40
SEIL/Turbo 1.00 - 2.02
SEIL/neu 2FE Plus 1.00 - 2.02

SEILシリーズへの影響内容

SEILのDHCPクライアント機能が有効となっており、DHCPサーバから偽装されたDHCPパケ ットを受信すると、スタックオーバーフローを起こし任意のコードが実行される可能性 があります。

SEILシリーズにおける対応

本脆弱性を修正したファームウェアをリリースしました。

下記のバージョン以降への早急な変更を推奨します。

機種 バージョン
SEIL/X1 2.41
SEIL/X2 2.41
SEIL/B1 2.41
SEIL/Turbo 2.03
SEIL/neu 2FE Plus 2.03

設定による回避

なし

関連情報

  1. Common Vulnerabilities and Exposures (CVE) CVE-2009-0692

  2. US-CERT Vulnerability Note VU#410676

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