偽装された NTP mode7 パケットによるリモート DoS の脆弱性

偽装された NTP mode7 パケットにより、2 つの NTP サーバ間でパケットを際限なく 往復させることができます。

報告日

2009/12/09

SEILシリーズの該当状況

以下のバージョンにおいて影響を受けます。

機種 バージョン
SEIL/X1 1.00 - 2.60
SEIL/X2 1.00 - 2.60
SEIL/B1 1.00 - 2.60
SEIL/Turbo 1.50 - 2.05
SEIL/neu 2FE Plus 1.50 - 2.05

SEILシリーズへの影響内容

SEILシリーズ で利用している NTP の実装上の問題により、同様な実装の NTP サーバとの間で、第 3 者が偽装した NTP mode7 パケットを際限なく往復させる ことが可能です。これにより、その 2 点間のトラフィックの浪費がおきます。 また、そのサーバの負荷が上ります。

SEILシリーズにおける対応

本脆弱性を修正したファームウェアをリリースしました。

下記のバージョン以降への早急な変更を推奨します。

機種 バージョン
SEIL/X1 2.61
SEIL/X2 2.61
SEIL/B1 2.61
SEIL/Turbo 2.06
SEIL/neu 2FE Plus 2.06

設定による回避

なし

関連情報

  1. Common Vulnerabilities and Exposures (CVE) CVE-2009-3563

  2. US-CERT Vulnerability Note VU#568372

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