D00290
DHCPサーバ機能が有効化されている状態から設定変更により無効化したとき、DHCPサーバ機能が意図せず再始動する場合がある不具合を修正しました。
- 関係する機能
- DHCP
該当機種 | 修正適用バージョン | 影響を受けるバージョン |
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SEIL/X4, CA10 | 2.32 | 2.31 |
SEIL/x86 Ayame | 2.32 | 2.31 |
不具合の説明
DHCPサーバ機能が有効化されている状態から設定変更により無効化した場合、その後にインタフェースのアドレスや経路の状態が変化したときに無効化前の設定内容でDHCPサーバ機能が再始動することがあります。
不具合発生の確認方法
dhcp.server.service キーに disable が設定されると、通常は"show status dhcp" コマンドの結果が、停止状態を示す "not available because DHCP server is not running"となります。 これと異なる動作情報が表示される場合は本不具合に該当している可能性があります。
回避・復旧手段
"dhcp.server.service:enable" を含み、かつ、他のdhcpキーを含まない設定を 反映した後に、"dhcp.server.service:disable" を含む、または dhcp キーをまったく含まないコンフィグを反映することで本不具合を回避できます。