D00298
VLANインタフェースが802.1Qスタッキングフレームを受信したとき、転送せず破棄するように変更しました。
- 関係する機能
- VLAN
該当機種 | 修正適用バージョン | 影響を受けるバージョン |
---|---|---|
SEIL/X4, CA10 | 2.60 | 1.00 ~ 2.54 |
SEIL/x86 Ayame | 2.60 | 2.01 ~ 2.54 |
不具合発生の条件
本装置は802.1Qスタッキングフレーム(タグが多重化されたフレーム)を扱わない仕様ですが、VLANインタフェースがスタッキングフレームを受信した場合にスタックを解除したVLANフレームを意図せず転送してしまいます。 このためブリッジのメンバーにVLANインタフェースが含まれる場合、VLANインタフェースに入力されたスタッキングフレームは、当該VLANインタフェースが対応するタグを取り除いた後のVLANフレームとして他のメンバーインタフェースから出力されます。
回避・復旧手段
interface.bridge[].forward.other に disable を指定することで、VLANフレームの転送を抑止できます。(IP、IPv6、またはPPPoEでないフレームの転送が抑止されます)