D00343
DHCPクライアント機能を使用するインタフェースに固定のIPアドレスも設定されている場合、DHCPのリース期限超過によってアドレス情報を削除するとき、固定設定されているIPアドレスのコネクテッド経路が無効化されることがある不具合を修正しました。
- 関係する機能
- DHCP
該当機種 | 修正適用バージョン | 影響を受けるバージョン |
---|---|---|
SEIL/X4, CA10 | 2.50 | 1.01 ~ 2.40 |
SEIL/x86 Ayame | 2.50 | 2.01 ~ 2.40 |
不具合の説明
DHCPクライアント機能が取得したアドレス情報が、インタフェースに固定設定されたアドレスのサブネットに含まれ、かつ、サブネットマスク長も同じ場合、DHCPのリース期限超過によってアドレス情報を削除するとき、固定設定されたIPアドレスのコネクテッド経路が無効化されます。
不具合発生の確認方法
本不具合に該当すると、インタフェースと経路のステータスが以下の状態になります。
- show status interface :DHCPによって設定されたIPアドレスが削除されている
- show status route.ipv4 :DHCPクライアント機能を使用するインタフェースコネクテッド経路の Flags に C*! が表示される