DNS中継の基本的な設定手順を説明します。
- 設定パラメータを用意する
表 1. 用意する設定パラメータの例
項目 |
値 |
備考 |
中継先DNSサーバ1 |
10.0.53.1 |
インターネットプロバイダが提供するDNSなど |
中継先DNSサーバ2 |
10.0.53.2 |
|
- DNS中継を設定する
# dns forwarder add 10.0.53.1
# dns forwarder add 10.0.53.2
# dns forwarder enable
#
- "dns forwarder" コマンドで中継先ごとにアドレスを追加し、enable で機能を有効化します。
- IPアドレスの代わりにipcpやdhcpを指定すると、SEIL自身のインターネット接続時(PPPoEやDHCP)の自動取得パラメータと連動することができます。
以上で設定は終了です。
注: DNS転送機能はアクセス元の制御機能を持ちません。使用を許可するネットワークを制限する場合はIPパケットフィルタを設定してください。