Webインタフェース
Webインタフェースによる動作情報の参照機能を提供します。また、Wake on LANパケットの送信機能や、ファームウェア更新等のシステム操作(一部機種のみ)が可能です。
機能 | IPv4 | IPv6 |
---|---|---|
Webインタフェース | 対応 | 対応 |
機能概要
Webインタフェース機能は工場出荷状態で有効となっており、設定により無効化できます。注:
SMFサービスアダプタとして使用する場合、SEILのWebインタフェースからコンフィグを変更しないでください。SMFサービスホストで管理されるコンフィグとの不整合が発生します。
- SMFモードでは明示的に有効化しない限りWebインタフェースは無効化されています。
- 待ち受けポート
- IPv4/IPv6のTCP 80番ポート
- アカウント
-
- admin
- 管理者アカウント。すべての設定及び参照操作が許可されます。
- user
- 一般ユーザアカウント。動作情報の参照のみ許可されます。
- wol
- Wake on LANアカウント。 Wake on LAN Webインタフェースへのアクセスのみ許可されます。
アクセス制御
アクセス元ホストのパターンによって簡易なアクセス制御を行うことができます。
簡易設定
詳細な設定項目についてはシステムが補完することで、 必要最低限の項目の入力のみで設定を完了することができます。
注:
- SEIL/B1は設定機能を使用できません。
- Webインタフェースでは、コマンドインタフェースで設定可能な項目のうちの一部のみを設定可能です。
- コマンドラインで入力した設定情報を暗黙のうちに変更する場合があります。
- 複数のユーザが同時に操作することは考慮していません。
基本設定
以下の項目のいずれかひとつを選択して設定します。
- PPPoEでのインターネット接続設定
- DHCPでのインターネット接続設定
- PPPoE,DHCP を使用せず、IPアドレスを固定して使用する設定
拡張設定
以下の項目を必要に応じて設定します。
- 静的NAPT設定
- 静的NAT設定
- IPsecトンネル設定
- IPv6トンネル設定
注: それぞれの項目の設定数上限はコマンドインタフェースよりも少なく制限されています。コマンドインタフェースにてWebインタフェースの制限よりも多く設定されている状態でWebインタフェースから設定を行うと、 警告メッセージを表示し、制限数以上の設定が消去されますのでご注意ください。
システム管理
以下の項目が web インタフェースで利用できます。- 設定内容の保存、読込
- 設定内容の初期化
- パスワードの設定、変更
- PPPoE の接続、切断
- 接続の確認
- Wake on LAN
- システム時刻の更新
- ファームウェアの更新
- SEIL の再起動
動作状況の参照
現在の動作状況の確認や、設定内容の参照ができます。- 物理インタフェースの帯域使用状況
- PPPインタフェースの帯域使用状況
- 帯域制御状態
- システム負荷
- CPU使用率
- メモリ使用率
- 電波の受信レベル
- 設定内容の参照
- その他各種動作情報
- ログ参照
SEIL BPV4のWebインタフェースの表示について
- SEIL BPV4のシステムソフトウェアのベースである「SEIL/x86」のロゴが機種名として表示されます。