VLANインタフェース
VLANインタフェースは、物理インタフェース上で仮想的に複数のLANインタフェースを構成するためのインタフェースです。
SEIL自身がend-to-endでIEEE802.1Qフレームを送受信するための機能を提供します。
特徴
各VLANインタフェースに対して物理インタフェースとVLANタグを設定できます。
E-RIFには対応してません。また、VLANインタフェースから送信されるフレームのpriority及びCFIの値は0となります。
ヒント: 物理インタフェース間でのブリッジにおけるIEEE 802.1Qフレーム透過機能は、VLANインタフェースの設定に関わらず可能です。
設定範囲
機種 | 設定可能な値 | 最大設定数 |
---|---|---|
SEIL/B1 | vlan0 - vlan7 | 8 |
SEIL/X1 | vlan0 - vlan31 | 32 |
SEIL/X2 | vlan0 - vlan31 | 32 |
SEIL/x86 Fuji | vlan0 - vlan31 | 32 |
BPV4 | vlan0 - vlan31 | 32 |
ハードウェア特性による設定変更時の注意
BPV4はVLAN設定の有無が変化するとき、LANインタフェースが数秒程度リンクダウンします。
- VLANインタフェースの設定数が 0個から1個以上、または、1個以上から0個、というように変化したとき発生します。