監視グループと通知先ホスト
イベントは、監視グループに結び付けて管理します。また、通知先のホストも通知先グループに結び付けて管理します。監視グループと通知先グループを結びつけることにより、モニタ機能による監視が機能します。
監視グループと通知先グループの結びつけ
監視グループと通知先グループを結びつけることにより、SNMP Trapによる通知が動作します。
注: SNMP Trapによる通知を使用しない場合(ログの記録のみ)でも、通知先グループを指定しない(none)設定としての結びつけの設定が必要です。
検知したイベントの記録及び通知
設定された監視条件によりイベントの発生を検知した場合、発生したイベントに関するログを出力するします。また、通知先ホストの設定が有効である場合には、通知先ホストへSNMP Trapによる通知を行います。
状態変化を監視するイベント種別については、モニタ機能が有効となった時点の状態を初期状態とし、以降に検知した状態変化によるログ記録及び通知を行います。
SNMP Trapによる通知は、送信が完了することを保障しません。
- 通知先ホストへのネットワーク経路が無い場合や、送信キューが溢れている場合など、モニタ機能から出力した以降の(下位レイヤーの送信機能における)送信失敗については関知しない
モニタ機能から下位レイヤーの送信機能へ出力する際に送信失敗した場合、送信試行回数に2以上が設定されている場合には再送信を試行します
- 再送すべきSNMP Trapが複数ある場合、可能な限り1パケットにまとめて再送信する
- 異常発生による送信失敗の場合には再送信せず、異常発生に関するログを出力する