Syslogメッセージのリモートサーバへの転送
動作中の各機能出力されるログメッセージを、外部のログサーバへ転送することができます。
- リモートホストへはログ1行あたり最大1024文字転送します。
転送先サーバの指定
転送先サーバは複数指定することができ、設定パラメータを一括で、または転送先ごとに個別に指定することができます。
- 一括設定
- 複数の転送先に対して、同一のファシリティ、シーケンス番号付加、タイムスタンプ付加の設定値を使用します。
- 個別設定
- 転送先サーバごとに個別の付加機能を設定できます。一括設定で設定されている付加機能の設定値は無視します。
ファシリティの設定
転送するログメッセージのファシリティ(local0 - local7)を設定できます。
- 工場出荷時のコンフィグではlocal1が設定されています。
シーケンス番号の付加
転送時するログメッセージにシーケンス番号を付加できます。
- シーケンス番号は 1 から 999999999 までの値をとります。(初期値は1)
タイムスタンプの付加
ログのメッセージフォーマットを変更し、転送時の時刻をメッセージ部分に付加することができます。
コメント付加
RFC3164で規定されているHOSTNAMEの位置に、任意の文字列(1 - 32文字)を挿入することができます。
注: 一括設定では使用できません。
ログレベルによる抽出
指定したレベル以上のログのみを転送するよう設定できます。
注: 一括設定では使用できません。
送信元アドレスの指定
任意のアドレス(インタフェースに設定されているものに限る)を送信元アドレスに使用するよう設定できます。
注: 一括設定では使用できません。
送信先ポート番号の指定
任意のポート番号を送信先ポート番号として指定できます。
注: 一括設定では使用できません。