A00208

インタフェースに複数のIPv4アドレスが設定されている場合の、自発パケットの送信元アドレスの選択方法を変更しました。

関係する機能
経路制御
該当機種 修正適用バージョン 影響を受けるバージョン
SEIL/X1, SEIL/X2 1.40 未確認
SEIL/neu 2FE Plus 1.95 未確認
SEIL/Turbo 1.95 未確認

不具合の説明

インタフェースに複数のIPv4アドレスが設定されている場合、本機自身がクライアントとなる機能において近隣ネットワーク外のホストと通信する際に、送出するインタフェースに設定されている最後尾のIPv4アドレスを使用する場合があります。

変更・修正内容

インタフェースに複数のIPv4アドレスが設定されている場合の、自発パケットの送信元アドレスの選択方法を変更しました。

  • 送信に使用するインタフェースに送信先と同じIPv4ネットワークに属するIPv4アドレスが設定されていない場合、送信に使用するインタフェースに設定されている最初のIPv4アドレスを送信元アドレスとして選択し、使用します。
  • 送信に使用するインタフェースに送信先と同じIPv4ネットワークに属するIPv4アドレスが複数設定されている場合、よりプレフィックス長が長いものを選択します。
  • プレフィックス長が同じものが複数設定されている場合には、先に設定されているものを選択します。