A00711
本機がTCP接続を行うホストとの接続性が不安定な場合に、本機が終端する新たなTCP接続を行えなくなる場合がある不具合を修正しました。
- 関係する機能
- システム
該当機種 | 修正適用バージョン | 影響を受けるバージョン |
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SEIL/X1, SEIL/X2 | 2.61 | 1.00 ~ 2.61 |
SEIL/B1 | 2.61 | 1.00 ~ 2.61 |
変更・修正内容
本機がTCP接続を行うホストとの接続性が不安定な場合に、本機が終端する新たなTCP接続を行えなくなる場合がある不具合を修正しました。
- TCPセッション用のメモリリソースがリークし、セッション数の上限に達すると、新たなTCPセッションを作成することができなくなっていました。
- 本機発のTCP接続が接続時タイムアウトにより失敗した場合と、本機が終端するTCP接続全般でTCP Keep Aliveにより切断する場合 に、メモリリークが発生していました。
- 不具合が発生すると以下のログメッセージが記録されます。
"error system tcp connection pool limit reached"
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この不具合により、SMF や WebUI での操作、telnet や ssh によるリモートログインが行えなくなる等の影響があります。
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この不具合の影響を受けるコマンドは次の通りです。
- application-gateway
- authentication (account-list 使用時のみ)
- dns forwarder
- macfilter (URL指定時のみ)
- NAT (UPnP 設定時のみ)
- sshd
- telnetd
- translator
- save-to (remote 指定時のみ)
- report-to (remote 指定時のみ)
- load-from (remote 指定時のみ)
- update (remote 指定時のみ)