A01046
静的経路にDHCPサーバから払い出された経路を指定している場合に、リースしていたIPアドレスが無効となっても、古い静的経路が経路表から削除されずに残ってしまう不具合を修正しました。
- 関係する機能
- DHCP
該当機種 | 修正適用バージョン | 影響を受けるバージョン |
---|---|---|
SEIL/X1, SEIL/X2 | 3.30 | 未確認 |
SEIL/B1 | 3.30 | 未確認 |
SEIL/x86 Fuji | 1.80 | 未確認 |
不具合の説明
静的経路にDHCPサーバから払い出された経路を指定しているとき、リースしていたIPアドレスが無効となっても、古い静的経路が経路表から削除されずに残ってしまう場合があります。
不具合発生の条件
静的経路にDHCPサーバから払い出された経路を指定しており、払い出されたIPアドレスの有効期限の超過により再取得を行い、DHCPサーバから以前と異なるIPアドレスが払い出されるとします。
このとき、以前使用していた古い経路は削除され、新しい経路に置き換えられることが期待されますが、古い経路が削除されずにそのまま残ってしまいます。
回避・復旧手段
"route delete default (dhcp)" コマンドを実行することで、古い経路を削除することができます。
変更・修正内容
静的経路にDHCPサーバから払い出された経路を指定している場合に、リースしていたIPアドレスが無効となっても、古い静的経路が経路表から削除されずに残ってしまう不具合を修正しました。