A01057
OSPFv2についてUnnumberedに設定されたP2Pインタフェースで稀に経路交換が正常に行なえなくなる不具合を修正しました。
- 関係する機能
- 経路制御
該当機種 | 修正適用バージョン | 影響を受けるバージョン |
---|---|---|
SEIL/X1, SEIL/X2 | 3.31 | 3.01 ~ 3.31 |
SEIL/B1 | 3.31 | 3.01 ~ 3.31 |
SEIL/x86 Fuji | 1.81 | 未確認 |
不具合発生の条件
以下の条件に合致するLSAを受信すると問題が発生します
- データベースに存在するLSAと全く同じLSAを受信した場合
- ExchangeやLoadingの状態であるneighborが存在しないサブネットに接続したインタフェースにおいて、受信したLSAがデータベースに存在せず、そのAgeがMaxAgeであった場合
回避・復旧手段
P2PインタフェースをNummberedに設定することで問題を回避できます。
変更・修正内容
OSPFv2についてP2PインタフェースがUnnumberedに設定されている場合でも、特定のLS-Updateパケットを受信すると、LS-Ackパケットをユニキャストで送信する不具合を修正しました。