A01165
リゾルバの DNS サーバとして ipcp-auto を用いる場合、アプリケーションゲートウェイ機能の HTTPプロキシや URL フィルタが正常に動作しない場合があり、この不具合を修正しました。
- 関係する機能
- アプリケーションゲートウェイ
該当機種 | 修正適用バージョン | 影響を受けるバージョン |
---|---|---|
SEIL/X1, SEIL/X2 | 3.60 | 3.00 ~ 3.60 |
SEIL/B1 | 3.60 | 3.00 ~ 3.60 |
SEIL/x86 Fuji | 2.20 | 1.70 ~ 2.20 |
不具合の説明
リゾルバの DNS サーバとして ipcp-auto を用いる場合、IPCP により DNS サーバが通知されても、application-gateway 機能を提供するプログラムにその設定が反映されない場合があります。このため、名前解決を必要とする HTTPプロキシや、URL フィルタ機能 (カテゴリを用いる場合のみ) が正常に利用できない場合があります。
不具合発生の条件
PPPoEインタフェースを用いた PPP の IPCP により DNS サーバが通知された場合に問題が発生します。PPP インタフェースを用いた PPP の場合には問題は発生しません。
変更・修正内容
リゾルバの DNS サーバとして ipcp-auto を用いる場合、IPCP により DNS サーバが通知されても、application-gateway 機能を提供するプログラムにその設定が反映されない場合があり、この不具合を修正しました。