A01270
static経路自動切替機能を設定するとき、経路のゲートウェイにIPアドレス未設定のインタフェースを指定し、かつ、監視対象に何も指定しない場合、正しく動作に反映されない問題を修正しました。
- 関係する機能
- 経路制御
該当機種 | 修正適用バージョン | 影響を受けるバージョン |
---|---|---|
SEIL/X1, SEIL/X2 | 5.70 | 1.00 ~ 5.70 |
SEIL/B1 | 5.70 | 未確認 |
SEIL/x86 Fuji | 5.70 | 未確認 |
SEIL BPV4 | 5.70 | 5.00 ~ 5.70 |
不具合の説明
static経路自動切替機能において、監視対象を指定せず経路のゲートウェイにインタフェース名を指定する場合は、予め当該インタフェースにIPアドレスが設定されている必要があります。
- 当該インタフェースへのアドレス設定より先に監視対象を指定した場合は、設定はそのまま投入されますが、static経路自動切り替え機能が動作を開始しません。
- 設定コマンドの実行時に発生します。起動時、あるいは load-from コマンドにより、設定済みのコンフィグを読み込む場合には問題ありません。
回避・復旧手段
インタフェースへのアドレス設定を予め実行し、その後経路設定を行うことで回避できます。
変更・修正内容
static経路自動切替機能を設定するとき、経路のゲートウェイにIPアドレス未設定のインタフェースを指定し、かつ、監視対象に何も指定しない場合、正しく動作に反映されない問題を修正しました。