A01385
高負荷時に IKE Phase 2 の折衝に失敗した際に IKE サーバが異常終了することがある問題を修正しました
- 関係する機能
- IPsec/IKE
該当機種 | 修正適用バージョン | 影響を受けるバージョン |
---|---|---|
SEIL/X1, SEIL/X2 | 4.21 | 未確認 |
SEIL/B1 | 4.21 | 未確認 |
SEIL/x86 Fuji | 2.71 | 未確認 |
不具合の説明
パケットの転送レート上昇などの高負荷の発生により、一時的なリソース不足や IKE Phase2 セッションの予期しないタイムアウトが発生した際に IKE サーバが異常終了することがあります。
- IKE サーバは自動で再起動しますが、既存の IPsec SA の張り直しがおこなれます
不具合発生の条件
- 転送負荷が高い状況が長期間継続するなど、IKE の動作遅延が生じている場合に発生します
- 高負荷が 30 秒以上継続すると発生しやすくなります
変更・修正内容
高負荷時に IKE Phase 2 の折衝に失敗した際に IKE サーバが異常終了することがある問題を修正しました。
- 折衝に失敗しても、既存の IPsec セッションへの影響はなくなります