A01410
SEIL自身を送信先としたTCP通信において、特定条件下でパケットのドロップが発生する不具合を修正しました。
- 関係する機能
- システム
該当機種 | 修正適用バージョン | 影響を受けるバージョン |
---|---|---|
SEIL/X1, SEIL/X2 | 4.40 | 未確認 |
SEIL/B1 | 4.40 | 未確認 |
SEIL/x86 Fuji | 3.00 | 未確認 |
不具合の説明
SEIL自身を送信先としたTCP通信において、特定条件下でパケットのドロップが発生する場合があります。
- PPPAC、SecureShell、アプリケーションゲートウェイといった、TCP通信を行うサーバ機能で発生する場合があります。
不具合発生の条件
下記に全て該当する場合に発生します。
- 自分(SEIL)側のTCPシーケンス番号が 0x80000000 以上
- 3 way hand shake 後に ack only (dataなし) パケットを受信してない
- 確認応答を受け取っていないデータがある
正常にTCP通信が完了する場合は発生しません。
変更・修正内容
特定のパターンのTCP通信を行った場合、内部のTCP管理領域が不必要に長く滞留してしまう不具合を修正しました。