A01523
フロートリンク機能を使用するIPsecインタフェースの設定を追加した際に、unnumbered 設定が正しく反映されない問題を修正しました。
- 関係する機能
- フロートリンク
該当機種 | 修正適用バージョン | 影響を受けるバージョン |
---|---|---|
SEIL/X1, SEIL/X2 | 4.70 | 未確認 |
SEIL/B1 | 4.70 | 未確認 |
SEIL/x86 Fuji | 3.30 | 未確認 |
不具合の説明
フロートリンク機能を使用するIPsec インタフェース設定を追加した際に、unnumbered 設定が正しく反映されません。
- フロートリンク機能を有効にしている IPsecインタフェースでは、デフォルトで unumbered 設定が有効になり、IPsecインタフェースから出力される自発パケットの送信元アドレスとして lan0 のアドレスを選択しますが、この機能が正しく動作せず、自発パケットの送信元アドレスとして、本機に設定されているアドレスから送信先アドレスに近いアドレスが選択されます。
不具合発生の条件
フロートリンク機能を使用するIPsecインタフェース設定を追加すると問題が発生します。再起動時には問題は発生しません。
不具合発生の確認方法
show status interface コマンドで IPsecインタフェースの状態を確認し、IPv4アドレスとして lan0 と同じアドレスが表示されることを確認してください。この表示がない場合は lan0 以外のアドレスが送信元アドレスとして選択されることがあります。
回避・復旧手段
設定追加後に再起動を実施すると正しくアドレスが設定されます。
変更・修正内容
フロートリンク機能を使用するIPsecインタフェースの設定を追加した際に、unnumbered 設定が正しく反映されない問題を修正しました。