A01542
interface <l2tp> tunnel コマンドによりトンネルアドレスを設定しても、l2tp インタフェースにトンネルアドレスが設定されない不具合を修正しました。
- 関係する機能
- L2TPv3
該当機種 | 修正適用バージョン | 影響を受けるバージョン |
---|---|---|
SEIL/X1, SEIL/X2 | 4.81 | 4.70 ~ 4.81 |
SEIL/B1 | 4.81 | 4.70 ~ 4.81 |
SEIL/x86 Fuji | 3.41 | 3.21 ~ 3.41 |
不具合の説明
interface <l2tp> tunnel コマンドによりトンネルアドレスを設定しても、l2tp インタフェースにトンネルアドレスが設定されません。
不具合発生の条件
interface <l2tp> tunnel コマンドによりコンフィグを設定する場合に本不具合に当たります。起動時または load-from コマンドによるコンフィグの反映時には本不具合の影響を受けません。
不具合発生の確認方法
show status interface <l2tp> コマンドで状態を参照し、"session id"の行があるが、"Tunnel address" の行が無い場合、本不具合に当たっています。
回避・復旧手段
次のいずれかの操作により本不具合を回避できます。
- ルータモードの場合
- コンフィグをフラッシュメモリに保存し再起動する、またはload-from コマンドによりコンフィグを読み込む
- SMFモードの場合
- 次回起動時反映の操作によりコンフィグを反映する
変更・修正内容
interface <l2tp> tunnel コマンドによりトンネルアドレスを設定しても、l2tp インタフェースにトンネルアドレスが設定されない不具合を修正しました。