A01575
インタフェースの unnumbered 設定を変更した場合、connected-to-ospf によって再配布されるべき経路の一部が再配布されなくなる問題を修正しました。
- 関係する機能
- 経路制御
該当機種 | 修正適用バージョン | 影響を受けるバージョン |
---|---|---|
SEIL/X1, SEIL/X2 | 4.83 | 未確認 |
SEIL/B1 | 4.83 | 未確認 |
SEIL/x86 Fuji | 3.43 | 未確認 |
不具合の説明
OSPFが有効であるとき、OSPFに参加しているインタフェースを unnumbered に変更すると、connected経路からOSPFへ再配布されている経路のうち、unnumbered 設定によってアドレスが借用される connected 経路に由来する AS-External-LSA がOSPFのLSDBから削除されます。
不具合発生の条件
- OSPFが動作中である (route dynamic ospf enable)
- connected経路をOSPFへ再配布するよう設定されている (route dynamic redistribute connected-to-ospf enable)
- unnumbered に設定を変更したインタフェースがOSPFに参加している
- unnumbered の設定によってアドレスを借すインタフェースの connected 経路がOSPFへ再配布されている
変更・修正内容
インタフェースの unnumbered 設定を変更した場合、connected-to-ospf によって再配布されるべき経路の一部が再配布されなくなる問題を修正しました。