A01662
VLANインタフェースをブリッジインタフェースとして設定する場合に、STPのパラメータの入力を無視せずエラーとしてしまう問題を修正しました。
- 関係する機能
- ブリッジ
該当機種 | 修正適用バージョン | 影響を受けるバージョン |
---|---|---|
SEIL/X1, SEIL/X2 | 5.11 | 5.10 ~ 5.11 |
SEIL/B1 | 5.11 | 5.10 ~ 5.11 |
SEIL/x86 Fuji | 5.11 | 5.10 ~ 5.11 |
SEIL BPV4 | 5.11 | 5.10 ~ 5.11 |
不具合の説明
VLANインタフェースをブリッジインタフェースとして設定する場合に、STP関連のパラメータが入力されると設定行がエラーになります。 A01509の仕様変更以降以前にVLANインタフェースにSTPを設定されていた場合、STP関連のパラメータを無視してブリッジを構成すべきところ、設定行がエラーになるためブリッジの構成が不完全になります。
不具合発生の条件
ブリッジグループに所属するVLANインタフェースに次のパラメータが設定されている場合に該当します。
- stp
- priority
- path-cost
- port-fast
該当するコンフィグの例
bridge interface vlan0 group BridgeA stp on
回避・復旧手段
VLANインタフェースに対するSTPのパラメータを削除することで回避できます。
変更・修正内容
VLANインタフェースをブリッジインタフェースとして設定する場合に、STPのパラメータの入力を無視せずエラーとしてしまう問題を修正しました。
なお、A01509の仕様変更以降、VLANインタフェースではSTPを使用できません。コンフィグの読み込みの互換性維持のためSTPのパラメータの入力を受け付けますが、動作には反映されません。