A01931

細工されたEAPパケットをPPPインタフェースが処理するとき、バッファオーバーフローが発生する脆弱性を修正しました。

関係する機能
PPP
BRI
ダイアルアップデバイス
ダイアルアップネットワーク
該当機種 修正適用バージョン 影響を受けるバージョン
SEIL/X1, SEIL/X2 6.03 1.00 ~ 6.03
SEIL/B1 6.03 1.00 ~ 6.03
SEIL/x86 Fuji 6.03 1.00 ~ 6.03
SEIL BPV4 6.03 1.00 ~ 6.03

不具合の説明

VU#782301およびJVNVU#99700555によって報告されたPPPの脆弱性に該当します。

細工されたEAPパケットを本装置のPPPインタフェースが処理するとき、バッファオーバーフローが発生する可能性があります。 LCPによってEAPが無効になっている場合においても、同脆弱性の影響を受けます。

不具合発生の条件

パケットの長さ情報を細工されたEAPパケットがバッファオーバーフローを発生させます。

通常はBRIインタフェースにおけるISDN着信設定が有効な場合にのみLCPでEAPの使用を合意し使用します。 しかし、LCPの合意を無視して細工されたEAPパケットを送信された場合に本脆弱性の影響を受けます。

  • PPPoEおよびPPPACインタフェースは本脆弱性に該当しません

変更・修正内容

細工されたEAPパケットをPPPインタフェースが処理するとき、バッファオーバーフローが発生する脆弱性を修正しました。

関連情報