Secure Shellのリモートコマンド実行機能を利用し、標準出力へのサポート情報出力(report-to)をファイルにリダイレクト保存する手順を説明します。
- sshコマンドを実行できるPCやサーバを利用可能である必要があります。
- Secure Shellでリモートコマンドを実行する
$ ssh -t admin@192.168.0.1 'report-to stdout' > report.txt
The authenticity of host '192.168.0.1 (192.168.0.1)' can't be established.
RSA1 key fingerprint is 72:7c:cb:d9:30:28:c8:8e:30:7f:f2:3d:44:af:bc:bc.
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes
Warning: Permanently added '192.168.0.2' (RSA1) to the list of known hosts.
admin@192.168.0.1's password:
Connection to 192.168.0.1 closed.
$
- ユーザ名は"admin"を指定します
- IPアドレス(またはホスト名)は接続先のSEILに、ファイル名は任意に置き換えてください
- SEILの管理者権限のパスワードを入力すると、'report-to stdout'コマンドの実行結果(コンフィグの内容の出力)がファイル(report.txt)にリダイレクトされます。
- ファイルを確認する
$ ls -l report.txt
-rw-rw-r-- 1 user user 193025 Dec 14 12:42 report.txt
$
注: 保存したサポート情報はプレーンテキストであり、内容には設定されている各種パスワードや鍵等の情報が含まれますので、取り扱いにご注意ください。