D00025
SMFv2モードでの起動時のコンフィグ自動取得(Pull動作)において、コンフィグ反映後に経路制御を開始するまでの時間を短縮しました。
- 関係する機能
- SMFv2
該当機種 | 変更適用バージョン |
---|---|
SEIL/X4, CA10 | 1.10 |
変更・修正内容
SMFv2モードでの起動処理中は経路制御が無効化されており、コンフィグの取得・反映が完了した後に開始します。
これまではコンフィグ反映後に実行される「Pushで利用可能な方式一覧の取得リクエスト(Push Method Query)」の完了後に経路制御を有効化していましたが、ver.1.10以降ではこの完了を待たずに経路制御を有効化します。
システム再起動に伴う通信断時間が短縮されるほか、コンフィグに設定された各機能の動作開始と経路制御の開始に時間差があったことによる挙動の分かりにくさが解消します。
備考
一例として、起動時にVRRP(MASTER想定)を使用するコンフィグが反映されたとき、 以前はVRRPがMASTER動作を開始しても経路制御は行わない時間帯がありましたが、以降はこの時間差が解消します。