D00238
L2TPv3インタフェースの設定に、排他関係にある組み合わせのコンフィグパラメータが 両方含まれるとき、コンフィグ反映処理が異常終了する場合がある不具合を修正しました。
- 関係する機能
- L2TPv3
該当機種 | 修正適用バージョン | 影響を受けるバージョン |
---|---|---|
SEIL/X4, CA10 | 2.30 | 未確認 |
SEIL/x86 Ayame | 2.30 | 未確認 |
不具合の説明
L2TPv3インタフェースごとに、トンネル終端アドレスの設定とコントロールコネクション共有の設定は排他関係にあります。 この両方の設定がコンフィグに含まれる場合、正しくエラー判定されずコンフィグ反映処理が異常終了します。
不具合発生の条件
以下の(A)のキーと、(B)のキーのいずれかを、同じインタフェースに設定した場合に発生します。
(A)コントロールコネクションの共有を設定するキー
- interface.l2tp[].sharing-control-connection
(B)トンネル終端アドレスを設定するキー
- interface.l2tp[].ipv4.source
- interface.l2tp[].ipv4.destination
- interface.l2tp[].ipv6.source
- interface.l2tp[].ipv6.destination
- interface.l2tp[].floatlink.my-node-id
- interface.l2tp[].floatlink.peer-node-id
- interface.l2tp[].floatlink.key
- interface.l2tp[].floatlink.name-service
変更・修正内容
該当する排他関係にあるコンフィグパラメータを正しくエラー判定するように修正しました。