D00585

PPACインタフェースのRADIUS認証機能にMessage-Authenticator属性の扱いに関する設定を追加しました。

関係する機能
PPPアクセスコンセントレータ
該当機種 変更適用バージョン
SEIL/X4, CA10 3.21
SEIL/x86 Ayame 3.21

回避・復旧手段

信頼できるネットワーク上でRADIUSサーバとの通信を行うことで、中間者攻撃によって認証応答が偽造される可能性を回避できます。

変更・修正内容

以下のコンフィグパラメータを追加しました。

  • interface.pppac[].authentication.[].radius.request.message-authenticator: { disable | enable }
    • RADIUSリクエストにMessage-Authenticator属性を付与するかどうかを制御するコンフィグ
  • interface.pppac[].authentication.[].radius.response.message-authenticator: { required | optional }
    • RADIUSレスポンスにMessage-Authenticator属性を必須とするかどうかを制御するコンフィグ

Message-Authenticatorを検証することで、中間者攻撃によって認証応答が偽造される危険性を予防できます。

ただし、RADIUS通信先がMessage-Authenticatorに対応している必要があります。

関連情報