application-gateway service
アプリケーションゲートウェイが中継するサービスを設定する。
- 実行権限
- admin
- 対象機種
- SEIL/B1, SEIL/X1, SEIL/X2, SEIL/x86 Fuji, SEIL BPV4
application-gateway service add(mode http)
HTTPモードで中継するサービスの設定を追加する。
- 設定上限
-
機種 上限 SEIL/B1 128 SEIL/X1 128 SEIL/X2 128 SEIL/x86 Fuji 128 SEIL BPV4 128
application-gateway service add <name> mode http
[destination-port { <port> | system-default }]
[destination { any | <IPv4address/prefixlen> }]
[idle-timer { none | <idle_time> | system-default }]
[handoff { on | off }]
[handoff-address { none | <IPv4address> }]
[handoff-port { <port> | system-default }]
[handoff-for <hostname-pattern>,...]
[http-allow-method { all | no-webdav | browse-only | <method>,...| system-default }]
[http-referer-removal { none | all | cross-site | use-pattern }]
[http-referer-removal-pattern { <referer-pattern>,... }]
[http-hostname-verification { on | off | system-default }]
[source-selection { self | original | system-default }]
[logging { [tcp-usage | http-usage | url-filter-pass | url-filter-block],... | all | none | system-default }]
[label <label>]
[url-filter { on | off }]]
- <name>
- 追加するサービスの設定名
- destinationとdestination-portの両方が重複するサービス設定エントリは追加できません。
設定範囲 文字種 予約語 1-32文字 [a-zA-Z0-9_] all, none, system-default
- destination-port
- 送信先ポート
- <port>
- ポート番号を指定する
設定範囲 0-65535 - system-default
- 既定値を使用する
既定値 80
- destination
- 送信先ネットワークとプレフィックス長
既定値 any - <IPv4address/prefixlen>
- 送信先ネットワークとプレフィックス長を指定する
- any
- 送信先ネットワークを指定しない
- idle-timer
- 無通信時のタイムアウト
- <idle_timer>
- タイムアウト値を指定する
設定範囲 単位 1-86400 秒 - none
- タイムアウトしない
- system-default
- 既定値を使用する
既定値 300
- handoff
- ハンドオフ
既定値 off - on
- 使用する
- handoff-addressの指定が必須です
- off
- 使用しない
- handoff-address
- ハンドオフ先のIPアドレス
- <IPv4address>
- IPアドレスを指定する
- none
- IPアドレスを指定しない
- handoff-port
- ハンドオフ先のポート番号
- <port>
- ポート番号を指定する
設定範囲 0-65535 - system-default
- 既定値を使用する
既定値 80(handoff onの場合)
- handoff-for
- ハンドオフするホスト名の限定
既定値 "" (限定しない) - <hostname-pattern>
- でハンドオフするホスト名を指定する
設定範囲 1-160文字 - シェル表現パターンでワイルドカード指定できます
- カンマ区切りで複数指定できます
- http-allow-method
- HTTPメソッドの許可
- all
- すべてのHTTPメソッドの使用を許可する
- no-webdav
- WebDAV用のHTTPメソッドの使用を禁止する
- browse-only
- Webの閲覧に使用されるHTTPメソッドのみを許可する
- <method>
- 許可するメソッド
指定可能な値 options get head post put delete trace connect propfind proppatch mkcol copy move lock unlock search version-control report checkout checkin uncheckout mkworkspace update label merge baseline-control mkactivity bcopy bdelete bmove bpropfind poll x-ms-enumatts subscribe unsubscribe acl orderpatch
- カンマ区切りで複数指定できます
- system-default
- 既定値を使用する
既定値 all
- http-referer-removal
- Refererヘッダの除去
既定値 none - none
- Refererヘッダを除去しない
- all
- すべてのRefererヘッダを除去する
- cross-site
- サイト間を移動した場合だけRefererヘッダを除去する
- use-pattern
- http-referer-removal-patternで指定するパターンのRefererヘッダ除去する
- http-referer-removal-pattern
- 除去するRefererヘッダのパターン
既定値 "" - <referer-pattern>
- Refererヘッダのパターンを指定する
設定範囲 備考 1-80文字 空文字列("")指定可 - シェル表現パターンでワイルドカード指定できます
- カンマ区切りで複数指定できます
- http-hostname-verification
- ホスト名検査機能
- on
- 使用する
- off
- 使用しない
- system-default
- 既定値を使用する
既定値 off
- url-filter
- URLフィルタ
既定値 off - on
- 使用する
- off
- 使用しない
- source-selection
- 送信元アドレス
- self
- サーバとの通信で使用する送信元アドレスとポート番号を、本機自身のアドレスから自動で選択する
- original
- クライアントのアドレスをそのまま使用する
- system-default
- 既定値を使用する
既定値 self
- logging
- 有効にするログオプションを指定する
- カンマ区切りで列挙可能
- tcp-usage
- TCPの利用統計
- http-usage
- HTTPの利用統計
- url-filter-pass
- URLフィルタが許可したHTTPリクエストの情報
- url-filter-block
- URLフィルタが拒否したHTTPリクエストの情報
- none
- ログオプションを指定しない
- all
- すべてのログオプションを使用する
- system-default
- 既定値を使用する
既定値 all
- label
- この設定エントリのラベル文字列
既定値 "" - <label>
- ラベル文字列を指定する
設定範囲 文字種 1-16文字 [ a-zA-Z0-9 _ ] - ""(空文字列)
- ラベル文字列を指定しない
Note
アプリケーションゲートウェイ機能は IPv6 に対応していません。
複数のアプリケーションサービス設定に一致する通信はdestinationのプレフィックス長が長いものが優先して使用されます。
ホスト名検査機能
http-hostname-verification を on と設定するとホスト名検査機能が有効になります。
- ホスト名検査機能を有効にするには、リゾルバ機能を設定する必要があります。
- ホスト名検査機能を正しく動作させるには、以下の設定を行う必要があります。 この設定を行わない場合、HTTPクライアントが使用したDNSの情報と本機が使用するDNSの情報が一致しないため、 一部のサイトへの正常なアクセスを誤ってブロックする可能性があります。
- 本機のリゾルバ機能の設定では、使用するDNSサーバは一つだけとする
- ホスト名検査機能の対象となる、すべてのクライアントは、本機と同一のDNSサーバを参照するよう設定する
- ホスト名検査機能は、HTTPの透過的なアクセス (HTTPプロキシ機能を使用しない通信が該当) を中継する際に、 クライアントが指定するHTTPリクエストヘッダの内容をDNSの情報を用いて検査することで、DNSキャッシュ汚染や、アクティブコンテンツを悪用した攻撃を検出して、アクセスをブロックする機能です。
Refererヘッダのホストパートのパターン指定
- シェル表現によるワイルドカードを使用可能
- パターンの先頭が!(エクスクラメーションマーク)で始まる場合は、続くパターンは除去しないパターンとして評価する
- カンマで区切られた複数のパターンの全長として80文字まで設定可能
- 複数のパターンを指定した場合、指定順にパターンを評価し、最初に一致したパターンにて除去するかどうか確定する
- たとえば、"Referer: http://private.example.jp/privacy/" や、 "Referer: http://192.168.0.100/confidential/といったRefererヘッダを除去する場合には、 "http-referer-removal use-pattern http-referer-removal-pattern *example.jp,192.168.*" と設定します。
- また、www.example.jp以外のexample.jpドメインのホスト名を含むRefererヘッダを除去するには、 "http-referer-removal use-pattern http-referer-removal-pattern !www.example.jp,*.example.jp" と指定します。
ハンドオフ機能
ハンドオフ機能を使用すると、HTTPの通信を任意の HTTPプロキシサーバに中継することができます。 以下は、IPアドレスが 192.168.0.2 で 8080 番ポートを用いている HTTP プロキシサーバにハンドオフを設定する場合の設定例です。
handoff on handoff-address 192.168.0.2 handoff-port 8080
handoff-for を指定することで、ハンドオフするホスト名を限定することができます。
- シェル表現によるワイルドカードを使用可能
- パターンの先頭が !(エクスクラメーションマーク)で始まる場合は、続くパターンは、ハンドオフを除外するパターンとして評価する
- カンマで区切られた複数のパターンの全長として 160文字まで指定可能
- 複数のパターンを指定した場合、指定順にパターンを評価し、最初に一致したパターンでハンドオフを行うかどうかが確定する。いずれのパターンにも一致しない場合はハンドオフを行う
以下は、example.com ドメインへのアクセスをハンドオフする場合の例です。
handoff-for *.example.com,example.com,!*
以下は、example.jp ドメインへのアクセスをハンドオフしない場合の例です。
handoff-for !*.example.jp,!example.jp
シェル表現によるワイルドカード
- 一部のパラメータはシェル表現によるワイルドカードを使用可能です。
ワイルドカード | 説明 |
---|---|
* | 空の文字列を含む、すべての文字列にマッチする |
? | 任意の1文字にマッチする |
[..] | 括弧内に含まれる文字にマッチする。a-zのように"-"を用いて文字の範囲を指定することもできる。"["の直後に"!"が続く場合、続く文字に含まれない文字にマッチする |
application-gateway service add(mode ftp)
FTPモードで中継するサービスの設定を追加する
application-gateway service add <name> mode ftp
[destination-port { <port> | system-default }]
[destination { any | <IPv4address/prefixlen> }]
[idle-timer { none | <idle_time> | system-default }]
[ftp-data-command { all | <command>,...| system-default }]
[ftp-data-port { well-known | any | system-default }]
[source-selection { self | original | system-default }]
[logging { [tcp-usage | login],... | all | none | system-default }]
[label <label>]]
- destination-port
- 送信先ポート
- <port>
- ポート番号を指定する
設定範囲 0-65535 - system-default
- 既定値を使用する
既定値 21
- destination
- 送信先ネットワークとプレフィックス長
既定値 any - <IPv4address/prefixlen>
- 送信先ネットワークとプレフィックス長を指定する
- any
- 送信先ネットワークを指定しない
- idle-timer
- 無通信時のタイムアウト
- <idle_timer>
- タイムアウト値を指定する
設定範囲 単位 1-86400 秒 - none
- タイムアウトしない
- system-default
- 既定値を使用する
既定値 300
- ftp-data-command
- FTPサーバに発行するデータコネクション要求コマンド
- <command>
- 要求コマンドを指定する
指定可能な値 epsv pasv port - カンマ区切りで複数指定できます
- all
- すべてのFTPデータコネクション要求コマンドを使用する
- system-default
- 既定値を使用する
既定値 pasv,port
- ftp-data-port
- FTPサーバとのデータコネクションの送信元ポート番号
- well-known
- ポート番号20を使用する
- any
- 任意のポートを使用する
- system-default
- 既定値を使用する
既定値 well-known
- source-selection
- 送信元アドレス
- self
- サーバとの通信で使用する送信元アドレスとポート番号を、本機自身のアドレスから自動で選択する
- original
- クライアントのアドレスをそのまま使用する
- system-default
- 既定値を使用する
既定値 self
- logging
- 有効にするログオプションを指定する
- カンマ区切りで列挙可能
- tcp-usage
- TCPの利用統計
- login
- 認証情報
- none
- ログオプションを指定しない
- all
- すべてのログオプションを使用する
- system-default
- 既定値を使用する
既定値 all
- label
- この設定エントリのラベル文字列
既定値 "" - <label>
- ラベル文字列を指定する
設定範囲 文字種 1-16文字 [ a-zA-Z0-9 _ ] - ""(空文字列)
- ラベル文字列を指定しない
Note
アプリケーションゲートウェイ機能は IPv6 に対応していません。
複数のアプリケーションサービス設定に一致する通信はdestinationのプレフィックス長が長いものが優先して使用されます。
application-gateway service add(mode smtp)
SMTPモードで中継するサービスの設定を追加する。
application-gateway service add <name> mode smtp
[destination-port { <port> | system-default }]
[destination { any | <IPv4address/prefixlen> }]
[idle-timer { none | <idle_time> | system-default }]
[handoff { on | off }]
[handoff-address { none | <IPv4address> }]
[handoff-port { <port> | system-default }]
[smtp-relay-mode { mx | normal }]
[smtp-mx-local-domain <domain-pattern>,...]
[smtp-mx-local-part-prefix <local-part>,...]
[smtp-mx-deny-code { 553 | 451 | system-default }]
[source-selection { self | original | system-default }]
[logging { [tcp-usage | login | smtp-relay-pass | smtp-relay-block],... | all | none | system-default }]
[label <label>]
- <name>
- 追加するサービスの設定名
- destinationとdestination-portの両方が重複するサービス設定エントリは追加できません。
設定範囲 文字種 予約語 1-32文字 [a-zA-Z0-9_] all, none, system-default
- destination-port
- 送信先ポート
- <port>
- ポート番号を指定する
設定範囲 0-65535 - system-default
- 既定値を使用する
既定値 25
- destination
- 送信先ネットワークとプレフィックス長
既定値 any - <IPv4address/prefixlen>
- 送信先ネットワークとプレフィックス長を指定する
- any
- 送信先ネットワークを指定しない
- idle-timer
- 無通信時のタイムアウト
- <idle_timer>
- タイムアウト値を指定する
設定範囲 単位 1-86400 秒 - none
- タイムアウトしない
- system-default
- 既定値を使用する
既定値 300
- handoff
- ハンドオフ
既定値 off - on
- 使用する
- handoff-addressの指定が必須です
- off
- 使用しない
- handoff-address
- ハンドオフ先のIPアドレス
- <IPv4address>
- IPアドレスを指定する
- none
- IPアドレスを指定しない
- handoff-port
- ハンドオフ先のポート番号
- <port>
- ポート番号を指定する
設定範囲 0-65535 - system-default
- 既定値を使用する
既定値 25(handoff onの場合)
- smtp-relay-mode
- SMTPの配送モード
既定値 normal - mx
- MXモードで中継する
- 指定したドメイン宛のメール配送だけを許可する、ドメイン指定配送機能が有効になります。 また、ソースルーティングアドレス(例: @example.com:username@example.jp)を使用した、 ドメイン指定配送機能による制限の迂回を防止する、ソースルーティングブロック機能も有効になります。
- normal
- 通常モードで中継する
- すべてのメール配送を許可します
- smtp-mx-local-domain
- MXモードで中継を許可するメールの宛先ドメインのパターン
既定値 "" - <domain-pattern>
- パターンを指定する
設定範囲 1-80文字
- smtp-mx-local-part-prefix
- ローカルパート検査時に無視するプレフィックス
既定値 "" - <local-part>
- 無視するプレフィックスを指定する
設定範囲 1-80文字
- smtp-mx-deny-code
- 配送拒否時のエラーコード
- 553
- エラーコードとして553を用いる
- 451
- エラーコードとして451を用いる
- system-default
- システム既定値を使用する
既定値 553
- source-selection
- 送信元アドレス
- self
- サーバとの通信で使用する送信元アドレスとポート番号を、本機自身のアドレスから自動で選択する
- original
- クライアントのアドレスをそのまま使用する
- system-default
- 既定値を使用する
既定値 self
- logging
- 有効にするログオプションを指定する
- カンマ区切りで列挙可能
- tcp-usage
- TCPの利用統計
- login
- 認証情報
- 配送モードとして通常モードを選択した場合に限る
- smtp-relay-pass
- 許可したメール配送の情報(to:やfrom:のアドレス)
- smtp-relay-block
- 拒否したメール配送の情報(to:やfrom:のアドレス)
- none
- ログオプションを指定しない
- all
- すべてのログオプションを使用する
- system-default
- 既定値を使用する
既定値 all
- label
- この設定エントリのラベル文字列
既定値 "" - <label>
- ラベル文字列を指定する
設定範囲 文字種 1-16文字 [ a-zA-Z0-9 _ ] - ""(空文字列)
- ラベル文字列を指定しない
Note
アプリケーションゲートウェイ機能は IPv6 に対応していません。
複数のアプリケーションサービス設定に一致する通信はdestinationのプレフィックス長が長いものが優先して使用されます。
Note
- smtp-mx-local-domainには、配送を許可する宛先のドメインをパターンで指定
- シェル表現によるワイルドカードを使用可能
- カンマで区切り、複数のパターンを指定可能
- パターンの先頭が!(エクスクラメーションマーク)で始まる場合は、続くパターンは配送を許可しないパターンとして評価する
- カンマで区切られた複数のパターンの全長として80文字まで設定可能
- 複数のパターンを指定した場合、指定順にパターンを評価し、最初に一致したパターンにて配送を許可するかどうか確定する
- smtp-mx-local-part-prefixには、ソースルーティングブロック機能にて、検査を除外するローカルパートのプレフィックスを指定する。 たとえば、グループウェアが使用するINET:username@example.jp宛などのメールを受信したい場合には、 "smtp-mx-local-part-prefix INET:,INTERNET:,SMTP:" と設定する。
- カンマで区切って複数のプレフィックスを指定可能
- カンマで区切られた複数のプレフィックの全長として80文字まで設定可能
- たとえば、example.jp及び、example.jpのサブドメイン宛のメールを配送したい場合には、 "smtp-relay-mode mx smtp-mx-local-domain example.jp,*.example.jp" と指定します。
- さらに、一部のサブドメイン、たとえば zzz.example.jp 宛の配送については除外したい(配送を禁止する)場合には、 "smtp-relay-mode mx smtp-mx-local-domain !zzz.example.jp,example.jp,*.example.jp" と指定します。
- loggingとしてloginを指定した場合、SMTP Authentication (RFC2554) のログイン情報を ログに記録します。ただし、配送モードを通常モードに設定した場合に限ります。
シェル表現によるワイルドカード
- 一部のパラメータはシェル表現によるワイルドカードを使用可能です。
ワイルドカード | 説明 |
---|---|
* | 空の文字列を含む、すべての文字列にマッチする |
? | 任意の1文字にマッチする |
[..] | 括弧内に含まれる文字にマッチする。a-zのように"-"を用いて文字の範囲を指定することもできる。"["の直後に"!"が続く場合、続く文字に含まれない文字にマッチする |
application-gateway service add(mode pop3)
アプリケーションサービス設定(POP3モード)の追加
application-gateway service add <name> mode pop3
[destination-port { <port> | system-default }]
[destination { any | <IPv4address/prefixlen> }]
[idle-timer { none | <idle_time> | system-default }]
[source-selection { self | original | system-default }]
[logging { [tcp-usage | login],... | all | none | system-default }]
[label <label>]
- <name>
- 追加するサービスの設定名
- destinationとdestination-portの両方が重複するサービス設定エントリは追加できません。
設定範囲 文字種 予約語 1-32文字 [a-zA-Z0-9_] all, none, system-default
- destination-port
- 送信先ポート
- <port>
- ポート番号を指定する
設定範囲 0-65535 - system-default
- 既定値を使用する
既定値 110
- destination
- 送信先ネットワークとプレフィックス長
既定値 any - <IPv4address/prefixlen>
- 送信先ネットワークとプレフィックス長を指定する
- any
- 送信先ネットワークを指定しない
- idle-timer
- 無通信時のタイムアウト
- <idle_timer>
- タイムアウト値を指定する
設定範囲 単位 1-86400 秒 - none
- タイムアウトしない
- system-default
- 既定値を使用する
既定値 300
- source-selection
- 送信元アドレス
- self
- サーバとの通信で使用する送信元アドレスとポート番号を、本機自身のアドレスから自動で選択する
- original
- クライアントのアドレスをそのまま使用する
- system-default
- 既定値を使用する
既定値 self
- logging
- 有効にするログオプションを指定する
- カンマ区切りで列挙可能
- tcp-usage
- TCPの利用統計
- login
- 認証情報
- none
- ログオプションを指定しない
- all
- すべてのログオプションを使用する
- system-default
- 既定値を使用する
既定値 all
- label
- この設定エントリのラベル文字列
既定値 "" - <label>
- ラベル文字列を指定する
設定範囲 文字種 1-16文字 [ a-zA-Z0-9 _ ] - ""(空文字列)
- ラベル文字列を指定しない
Note
アプリケーションゲートウェイ機能は IPv6 に対応していません。
複数のアプリケーションサービス設定に一致する通信はdestinationのプレフィックス長が長いものが優先して使用されます。
application-gateway service add(mode ssl)
SSLモードで中継するサービスの設定を追加する。
application-gateway service add <name> mode ssl
[destination-port { <port> | system-default }]
[destination { any | <IPv4address/prefixlen> }]
[idle-timer { none | <idle_time> | system-default }]
[handoff { on | off }]
[handoff-address { none | <IPv4address> }]
[handoff-port { <port> | system-default }]
[source-selection { self | original | system-default }]
[logging { tcp-usage | all | none | system-default }]
[label <label>]
- <name>
- 追加するサービスの設定名
- destinationとdestination-portの両方が重複するサービス設定エントリは追加できません。
設定範囲 文字種 予約語 1-32文字 [a-zA-Z0-9_] all, none, system-default
- destination-port
- 送信先ポート
- <port>
- ポート番号を指定する
設定範囲 0-65535 - system-default
- 既定値を使用する
既定値 443
- destination
- 送信先ネットワークとプレフィックス長
既定値 any - <IPv4address/prefixlen>
- 送信先ネットワークとプレフィックス長を指定する
- any
- 送信先ネットワークを指定しない
- idle-timer
- 無通信時のタイムアウト
- <idle_timer>
- タイムアウト値を指定する
設定範囲 単位 1-86400 秒 - none
- タイムアウトしない
- system-default
- 既定値を使用する
既定値 300
- handoff
- ハンドオフ
既定値 off - on
- 使用する
- handoff-addressの指定が必須です
- off
- 使用しない
- handoff-address
- ハンドオフ先のIPアドレス
- <IPv4address>
- IPアドレスを指定する
- none
- IPアドレスを指定しない
- handoff-port
- ハンドオフ先のポート番号
- <port>
- ポート番号を指定する
設定範囲 0-65535 - system-default
- 既定値を使用する
既定値 80(handoff onの場合)
- source-selection
- 送信元アドレス
- self
- サーバとの通信で使用する送信元アドレスとポート番号を、本機自身のアドレスから自動で選択する
- original
- クライアントのアドレスをそのまま使用する
- system-default
- 既定値を使用する
既定値 self
- logging
- 有効にするログオプションを指定する
- tcp-usage
- TCPの利用統計
- none
- ログオプションを指定しない
- all
- すべてのログオプションを使用する
- system-default
- 既定値を使用する
既定値 all
- label
- この設定エントリのラベル文字列
既定値 "" - <label>
- ラベル文字列を指定する
設定範囲 文字種 1-16文字 [ a-zA-Z0-9 _ ] - ""(空文字列)
- ラベル文字列を指定しない
Note
アプリケーションゲートウェイ機能は IPv6 に対応していません。
複数のアプリケーションサービス設定に一致する通信はdestinationのプレフィックス長が長いものが優先して使用されます。
application-gateway service delete
サービスの設定を削除する。
application-gateway service delete { all | <name> }
- <name>
- 対象の設定名
- 空白区切りで列挙可能
- all
- すべて
application-gateway service modify
サービスの設定を変更する。
[mode ftp]
application-gateway service modify <name>
[destination-port { <port> | system-default }]
[destination { any | <IPv4address/prefixlen> }]
[idle-timer { none | <idle_time> | system-default }]
[ftp-data-command { all | <command>,... | system-default }]
[ftp-data-port { well-known | any | system-default }]
[source-selection { self | original | system-default }]
[logging { <logging-option>,... | all | none | system-default }]
[label <label>]
[mode smtp]
application-gateway service modify <name>
[destination-port { <port> | system-default }]
[destination { any | <IPv4address/prefixlen> }]
[idle-timer { none | <idle_time> | system-default }]
[handoff { on | off }] [handoff-address { none | <IPv4address> }]
[handoff-port { <port> | system-default }]
[smtp-relay-mode { mx | normal }]
[smtp-mx-local-domain <domain-pattern>,...]
[smtp-mx-local-part-prefix <local-part>,...]
[smtp-mx-deny-code { 553 | 451 | system-default }]
[source-selection { self | original | system-default }]
[logging { <logging-option>,... | all | none | system-default }]
[label <label>]
[mode http]
application-gateway service modify <name>
[destination-port { <port> | system-default }]
[destination { any | <IPv4address/prefixlen> }]
[idle-timer { none | <idle_time> | system-default }]
[handoff { on | off }] [handoff-address { none | <IPv4address> }]
[handoff-port { <port> | system-default }]
[http-allow-method { all | no-webdav | browse-only | <method>,... | system-default }]
[http-referer-removal { none | all | cross-site | use-pattern }]
[http-referer-removal-pattern { <referer-pattern>,... }]
[http-hostname-verification { on | off | system-default }]
[source-selection { self | original | system-default }]
[logging { <logging-option>,... | all | none | system-default }]
[label <label>] [url-filter { on | off }]
[mode pop3]
application-gateway service modify <name>
[destination-port { <port> | system-default }]
[destination { any | <IPv4address/prefixlen> }]
[idle-timer { none | <idle_time> | system-default }]
[source-selection { self | original | system-default }]
[logging { <logging-option>,... | all | none | system-default }]
[label <label>]
[mode ssl]
application-gateway service modify <name>
[destination-port { <port> | system-default }]
[destination { any | <IPv4address/prefixlen> }]
[idle-timer { none | <idle_time> | system-default }]
[handoff { on | off }] [handoff-address { none | <IPaddress> }]
[handoff-port { <port> | system-default }]
[source-selection { self | original | system-default }]
[logging { <logging-option>,... | all | none | system-default }]
[label <label>]
- <name>
- 対象の設定名
- パラメータの詳細は以下を参照