HTTPプロキシ機能
本機が転送する通信のほかに、PCのWebブラウザ等のプロキシとして本機を指定することで、HTTPプロキシサーバとして 使用することができ、これらの通信をアプリケーションゲートウェイ機能で処理することができます
HTTPプロキシ機能の構成
- HTTPプロキシを使用するには以下の項目を設定する
- リゾルバ機能の設定
- 待ち受けるTCPポート番号(1024~65535)
- 受け入れるインタフェース(最大16個)
HTTPプロキシの動作
- WebブラウザからのHTTP要求のホストヘッダを解釈し、送信先 (IPアドレスとポート番号) を決定する
- ホストヘッダに IPアドレスではなくホスト名が指定された場合、リゾルバ機能を用いてホスト名から IPアドレスを解決する。また、DNSの応答結果をキャッシュする。
- ホストヘッダのない HTTPプロキシ要求には対応しない
- ホスト名からの IPアドレスの解決に失敗した場合にはクライアントに対するHTTPレスポンスとして、ステータスコード503を返却する
- 決定した送信先と、接続先ポート番号と接続先ネットワーク(IPv4アドレスとプレフィックス長) が一致するサービス設定が存在する場合には、 そのサービス設定に従って中継する。複数のサービス設定が一致する場合には、接続先ネットワークのプレフィックス長がもっとも長いサービス設定が適用される
- 一致するサービス設定がない場合や、一致するサービス設定のモードが HTTP または SSL ではない場合には、 クライアントにステータスコード403 が返却され、中継されない
- 対応するプロトコルは HTTP HTTPS のみであり、FTP や SOCKS には対応しない