load-from
SEILのメモリ上にコンフィグを読み込み、現在の動作に反映させる。
- 実行権限
- admin
- 対象機種
- SEIL/B1, SEIL/X1, SEIL/X2, SEIL/x86 Fuji, SEIL BPV4
load-from flashrom
load-from remote { <IPaddress> | <URL> | <hostname> }
load-from stdin
load-from storage <device> <filename>
- load-from flashrom
- フラッシュメモリから読み込む
- フラッシュメモリに保存されているコンフィグを再ロードする
- load-from remote
- 遠隔ホストのファイルから読み込む
- <IPaddress>
- 入力元の遠隔ホストのIPアドレス(FTPを使用する)
- <URL>
- 入力元のURL(スキーム指定により任意のプロトコルを使用する)
対応スキーム ftp://, http://, https://, tftp://, scp:// - <hostname>
- 入力元の遠隔ホスト名(FTPを使用する)
- load-from stdin
- コンフィグを標準入力から読み込む
- load-from storage
- ストレージデバイスから読み込む
- <device>
- ストレージデバイス名
- <filename>
- ファイル名
- ディレクトリを含むパスを指定する場合、ディレクトリの区切文字は"/"を使用してください。
Note
空のコンフィグや不完全なコンフィグを読み込ませるとSEILに接続できなくなったり誤動作をする可能性がありますので、完全なコンフィグのみを読み込ませて下さい。また、delete や modify 等を含むコンフィグ変更コマンドの記述は想定していません。
"load-from remote"コマンドにて"filename"プロンプトが表示されている時に、Enterのみを入力すると括弧内の既定値が適用されます。 ログイン後の既定値は"seil.cfg"です。 ただし、"hostname" が設定されている場合、設定されたホスト名 + ".cfg"が最初の入力での既定値となります。 この値はログアウトするまで保持され、次回入力を省略した場合に保持された内容が既定値として適用されます。
注:スキームにhttpsを使用する場合の注意事項
- HTTPSのサーバ証明書の検証及び、クライアント認証はサポートしていません
注:ホスト名を指定する場合の注意事項
- リモートホストを指定する際にIPアドレスではなくホスト名を指定する場合、名前解決のためにリゾルバの設定が必要です。
注:スキームにscpを使用する場合の注意事項
- ログイン先のSecure Shellサーバが scp に対応している必要があります。
- Secure Shellプロトコルバージョンは適切なものが自動的に選択されます。
- URLの記述にパスワード文字列が含まれていても無視します。
- known-hostsキャッシュデータベースはSecure Shellクライアント機能と共通です。
注:
USBストレージデバイスを使用する際の注意事項
- ストレージデバイスへのアクセス中にデバイスを取り外さないでください。
- フォーマットはFAT16およびFAT32をサポートします。複数のFAT形式のパーティションが存在する場合、最初に発見したパーティションを使用します。
- 接続されたストレージデバイスによっては正常に動作しない場合があります。
- 接続されたストレージデバイスの内容を確認するためにshow status storage コマンドを利用できます。
- ASCII 文字コード以外の文字を含むファイルは名は使用できません。
- 【SEIL/X1,SEIL/X2】ストレージデバイスとしてUSBフラッシュドライブを使用している場合、ステータス表示LED に"u1"が表示されている間はUSBフラッシュドライブを取り外さないでください。
- 【SEIL/B1】ストレージデバイスとしてUSBフラッシュドライブを使用している場合、USB LEDが橙点灯の間はUSBフラッシュドライブを取り外さないでください。