サポート情報の一括取得
トラブルシュート時の状況解析のための情報として、内部ステータスを含む各種の動作情報を一括で取得する機能を提供します。
"show" コマンドによりシステム情報やログ、及び各種のステータス情報を個別に取得できますが、 "report-to" コマンドを使用すると、"show"コマンドでの参照手段が提供されていない内部プロセスの動作情報を含む多くの情報を一度に取得できます。
コマンド概要
- report-to
- サポート情報を一括出力します。リモートサーバへの送信(remote)、ストレージデバイスへの保存(storage)、または標準出力への表示(stdout)が可能です。
- show tech-support
- report-toコマンドで出力される内容を、コマンドシェル上で参照します。
注: showコマンドではページング機能により規定行数ごとに出力が一時停止します。 ターミナルソフトウェアのログ取得機能で情報を取得する場合は、ページング機能の続行を促すメッセージがノイズになるため
report-to stdout
コマンドの利用を推奨します。 (ページング機能をoffにした場合は同等の内容となります)
ヒント: SACMコントロールパネルのオペレーションにおいて、次の操作は同等の結果が得られます
- ステータス取得で
show tech-support
を実行する(ページング機能は強制的に無効化されます) - 任意コマンドで
report-to stdout
を実行する
注: 取得結果には設定内容によりパスワードや鍵情報等が含まれます。取り扱いにご注意ください。