report-to
テクニカルサポートを受けるときに必要となる情報を一括取得する。
- 実行権限
- admin
- 対象機種
- SEIL/B1, SEIL/X1, SEIL/X2, SEIL/x86 Fuji, SEIL BPV4
report-to remote { <IPaddress> | <URL> | <hostname> }
report-to stdout
report-to storage <device> <filename>
- remote
- 遠隔ホストのファイルに出力する
- <IPaddress>
- 出力先の遠隔ホストのIPアドレス(FTPを使用する)
- <URL>
- 出力先遠隔ホストのURL(スキームにより使用プロトコルを指定する)
対応スキーム 設定範囲 ftp://, tftp://, scp:// 1 - 128文字 - <hostname>
- 出力先の遠隔ホスト名
- stdout
- 標準出力に出力する
- storage
- ストレージデバイスに出力する
- <device>
- ストレージデバイス名
- <filename>
- ファイル名
- ディレクトリを含むパスを指定する場合、ディレクトリの区切文字は"/"を使用してください。
Note
report-toコマンドで出力される内容にはコンフィグの内容(PPPアカウントやIPsec/IKEの鍵情報など)が 含まれるため、取り扱いに注意が必要です。
"report-to remote"コマンドにて"filename"プロンプトが表示されている時に、 Enterのみを入力すると括弧内の既定値が適用されます。 ログイン後の既定値は"seil.report"です。ただし、"hostname" が設定されている場合、 設定されたホスト名 + ".report"が最初の入力での既定値となります。一旦、ファイル名を入力するとログアウトするまで保持され、 次の入力を省略した場合に保持された内容が既定値として適用されます。
注:スキームにhttpsを使用する場合の注意事項
- HTTPSのサーバ証明書の検証及び、クライアント認証はサポートしていません
注:ホスト名を指定する場合の注意事項
- リモートホストを指定する際にIPアドレスではなくホスト名を指定する場合、名前解決のためにリゾルバの設定が必要です。
注:
USBストレージデバイスを使用する際の注意事項
- ストレージデバイスへのアクセス中にデバイスを取り外さないでください。
- フォーマットはFAT16およびFAT32をサポートします。複数のFAT形式のパーティションが存在する場合、最初に発見したパーティションを使用します。
- 接続されたストレージデバイスによっては正常に動作しない場合があります。
- 接続されたストレージデバイスの内容を確認するためにshow status storage コマンドを利用できます。
- ASCII 文字コード以外の文字を含むファイルは名は使用できません。
- 【SEIL/X1,SEIL/X2】ストレージデバイスとしてUSBフラッシュドライブを使用している場合、ステータス表示LED に"u1"が表示されている間はUSBフラッシュドライブを取り外さないでください。
- 【SEIL/B1】ストレージデバイスとしてUSBフラッシュドライブを使用している場合、USB LEDが橙点灯の間はUSBフラッシュドライブを取り外さないでください。