リゾルバ
本装置自身がホスト名からIPアドレスを解決するために、リゾルバ機能を提供します。
機能 | IPv4 | IPv6 |
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リゾルバ | 対応 | 対応 |
機能概要
本装置上のさまざまなプログラムは通信相手の識別にIPアドレスを用いますが、コンフィグ管理上の利便性からホスト名を使用する場合があります。 リゾルバ機能は、本装置自身がホスト名からIPアドレスを解決するための機能です。
ホスト名の解決手段
次の手段をサポートしています。それぞれの手段を併用可能であり、使用する優先度を指定可能です。("resolver order"コマンド)
- Domain Name System(DNS)
- DNSサーバへの問い合わせによりホスト名からIPアドレスの解決する。
- ホスト名データベース
- ホスト名とそれに対応するIPアドレスをコンフィグに設定することでホスト名からIPアドレスの解決を行う。
DNSによる名前解決
DNSサーバアドレスとして、 IPv4アドレス、IPv6アドレス、IPCPで取得したアドレス、及びDHCPクライアント(IPv4/IPv6)機能で取得したアドレスを使用できます。
- IPCPで取得したアドレスとDHCPクライアントで取得したアドレスは、いずれか一方のみ設定できます。
注:
IPCPで取得したアドレスを使用する際の制限
- pppoe0インタフェース上でのIPCPにより取得したアドレスを使用します。
- 複数のDNSサーバアドレスを取得した場合でも、そのうちの1つのアドレスのみ使用します。
ホスト名データベースによる名前解決
ホスト名データベースのエントリには、設定するホストのホスト名とIPアドレス(IPv4またはIPv6)を設定できます。また、ホスト名に対して複数のIPアドレスを指定できます。
注:
- ホスト名データベースには、ホスト名"localhost"および"localhost."として、IPアドレス"::1"および"127.0.0.1"があらかじめ登録されています。