Hyper-Vのアーキテクチャ
Hyper-Vのアーキテクチャの概要を説明します。
Hyper-V の構成は大きく以下の3つに分けられます
- Hyper-Vハイパーバイザ
- 親(ルート)パーティション
- 子パーティション
親パーティションでは子パーティションおよびハイパーバイザの管理用のOSとしてWindows Server 2008が動作します。 子パーティションではSEIL/x86を含む任意のOSを動作させることが出来ます。 子パーティションに統合サービスが導入されているとより効率的に親パーティションが制御する物理デバイスとのやりとりが可能になり、 また管理ツールなどから特定の機能が利用可能となります。
ネットワーク関連に着目した場合以下のような構成になっています。
各ネットワークアダプタは仮想ネットワークの種類によって通信出来る対象が以下のように決まります。
親パーティション | 子パーティション | ||
---|---|---|---|
仮想ネットワークアダプタ | 仮想ネットワークアダプタ | 物理ネットワークアダプタ#2 | |
プライベート | × | ○ | × |
内部 | ○ | ○ | × |
外部 | ○ | ○ | ○ |