細工されたDNSレスポンスの受信によりDNS中継機能が応答不能になる脆弱性

細工されたDNSレスポンスを処理すると、DNS中継機能が応答不能になりCPU使用率が増加する可能性があります。

報告日

2020/06/04

該当状況

次の機種およびバージョンが影響を受けます。

機種

バージョン

SA-W1

1.00 - 4.51

SA-W2

2.00 - 4.51

SA-W2L

4.00 - 4.51

CVE-2020-12663によって報告されたUnboundの脆弱性に該当します。 ドメイン名情報を細工された上位サーバからのDNSレスポンスを処理する時、無限ループが発生してDNS中継機能が応答不能になり、CPU使用率が増加する可能性があります。 DNS中継機能を使用していない場合は本脆弱性の影響を受けません。

SA-Wシリーズにおける対応

本脆弱性を修正したモジュールをリリースしました。

下記のバージョン以降のモジュールへの早急な変更を推奨します。

機種

バージョン

SA-W1

4.52

SA-W2

4.52

SA-W2L

4.52

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