特定のActionフレームの受信によって無線LAN機能が使用できなくなる脆弱性

無線LANアクセスポイントが特定のActionフレームを受信すると無線LAN機能が使用できなくなる可能性があります。

報告日

2022/05/24

該当状況

次の機種およびバージョンが影響を受けます。

機種

バージョン

SA-W2L

4.00 - 5.10

SA-W2S

5.00 - 5.10

SA-W2LまたはSA-W2Sの無線LANアクセスポイント機能において、2.4GHz帯無線LANの動作モードを802.11n 40MHz幅に設定している場合、特定のActionフレームを受信すると無線LAN機能が使用できなくなる可能性があります。

SA-W2は本脆弱性の影響を受けません。

SA-Wシリーズにおける対応

本脆弱性を修正したモジュールをリリースしました。

下記のバージョン以降のモジュールへの早急な変更を推奨します。

機種

バージョン

SA-W2L

5.11

SA-W2S

5.11

設定による回避

 - システムを再起動することで復旧可能です。
 - 40MHz幅でない動作モード(802.11n 20MHz幅など)に変更することで回避可能です。