[Standalone] ファームウェア更新にUSBメモリを利用する手順

USBメモリに保存したファームウェアイメージを読み込み、更新する手順を説明します。

始める前に

  • ファームウェアイメージファイルを保存したUSBメモリをUSBポートに接続して下さい。
  • ファームウェア更新後に任意のタイミングで再起動する必要があります。未保存のコンフィグがある場合はあらかじめ保存してください。

手順

  1. USBメモリのデバイス名を確認する
    # show status storage
    sd0: , USB DISK 2.0, PMAP
    #
    • この場合、"sd0" がデバイス名です。
  2. USBメモリの内容を確認する
    # show status storage sd0
    2019/01/01  00:00      7161740 x4.img
    #
    • 使用するファームウェアイメージが保存されていることを確認します。
  3. updateコマンドを実行する
    # update firmware storage sd0 x4.img
    running version: 1.00 (release1)
    update version : 1.01 (release2)
    update?[y/N] y
    update firmware succeeded
    注:
    ファームウェア更新処理中に装置の電源を落とさないでください。故障の原因になります。
    • updateコマンドは、フラッシュメモリ上のファームウェア領域を書き換えます。更新後のファームウェアは、次回以降の再起動時に読み込まれます。
  4. 再起動する
    # reboot
    Really reboot system now?[y/N] y
    rebooting...
    • 新しいファームウェアを適用するため、任意のタイミングで再起動してください。
  5. バージョンを確認する
    # show system version
    SEIL/X4 IPL Monitor version 1.00
    SEIL/X4 Ver. 1.01 (release2)
    • ログインし、バージョンを確認してください。

タスクの結果

以上でファームウェア更新手順は完了です。