bridge (ブリッジモード)
ブリッジモードのブリッジを設定する。
- 実行権限
- admin
- 対象機種
- SEIL/B1, SEIL/X1, SEIL/X2, SEIL/x86 Fuji, SEIL BPV4
Note
ブリッジを使用し、経路制御を必要としない場合は、RIP、RIPng、OSPF、ルータ広告等の機能を使用しないで下さい。注: ブリッジグループ(bridge group)を設定すると、ブリッジモードの設定(bridge
{ enable | disable | ip-bridging | ipv6-bridging | pppoe-bridging | default-bridging })は削除されます。
bridge enable
ブリッジを有効化する。
bridge enable
bridge disable
ブリッジを無効化する。
bridge disable
bridge ip-bridging
IPv4パケット(ARPを含む)のブリッジ転送について設定する。
bridge ip-bridging { on | off }
既定値 |
---|
on |
- on
- ブリッジ転送する
- off
- ブリッジ転送しない
- IPv4パケットは経路制御により転送する
Note
onを設定する場合、lan1インタフェースにIPv4アドレスを設定しないでください。
bridge ipv6-bridging
IPv6パケットのブリッジ転送について設定する。
bridge ipv6-bridging { on | off }
既定値 |
---|
on |
- on
- ブリッジ転送する
- off
- ブリッジ転送しない
- IPv6パケットは経路制御により転送する
bridge pppoe-bridging
PPPoEパケットのブリッジ転送について設定する。
bridge pppoe-bridging { on | off }
既定値 |
---|
on |
- on
- ブリッジ転送する
- PPPoEパケットをパススルーする
- off
- ブリッジ転送しない
bridge default-bridging
IPv4,IPv6,PPPoE以外のパケットのブリッジ転送について設定する。
bridge default-bridging { on | off }
既定値 |
---|
on |
- on
- ブリッジ転送する
- off
- ブリッジ転送しない
bridge filter
ブリッジ対象インタフェースにおけるIPv4/Pv6パケットフィルタの適用について設定する。
bridge filter { on | off }
既定値 |
---|
off |
- on
- 適用する
- off
- 適用しない
Note
onを指定した場合、filter/filter6コマンドで設定されたフィルタルールによりパケットがフィルタリングされます。
注: 'bridge filter off'
が設定されている場合であっても、SEILが送信先に含まれるマルチキャストパケットやブロードキャストパケットはIPパケットフィルタが適用されます。
bridge vman-tpid
ブリッジ転送するイーサネットフレームのVMAN TPIDを設定する。
bridge vman-tpid { none | <vman_tpid> }
既定値 |
---|
none |
- <vman_tpid>
- VMAN TPIDの値
設定範囲 0x0001-0xffff - none
- VMAN TPIDを設定しない
Note
設定されたVMAN (Virtual Metropolitan Area Network) TPID (Tag Protocol Identifier)に一致するイーサネットフレームタイプのフレームはVLANと同様のtagヘッダを持つと見なされます。
抽出されたVLAN ID及びVLAN Priorityは帯域制御/優先制御のクラス分けフィルタに適用できます。