MACアドレスフィルタ機能の活用例を紹介します。制御対象となるMACアドレスのリストを外部サーバで管理する『MACアドレスリストベースフィルタ機能』についても解説しています。
任意のインタフェースにて、入力されたイーサネットフレームのヘッダ情報を参照し、送信元MACアドレスを元に、入力フレームの破棄・許可を決定する機能です。
制御対象となるMACアドレスのリストを任意のサーバ(http/https/ftp)に設置し、SEILがそのリストを定期的に参照することで、フィルタリングルールを更新する『 MACアドレスリストベースフィルタ機能』を搭載。約20,000件の設定が可能です。
ネットワーク構成例
コマンドラインインタフェース設定例
# macfilter add SAMPLE1 action pass src 00:e0:4d:10:01:29 logging off
# macfilter add SAMPLE2 action pass src 00:e0:4d:10:01:35 logging off block-dhcp on
# macfilter add SAMPLE3 action pass src https://dox.example.jp/mac.txt interval 01m logging off
# macfilter add BLOCK action block src any logging on
MACアドレスリストの書式
MACアドレスフィルタの一元管理を実現
全拠点のSEILに共通のリストを参照させることで、端末のMACアドレスを集中管理可能。どこの拠点にノートPCを持ち込んでも接続できるようになるので、フリーアドレスを採用しているオフィスに最適です。
共有LANからのセキュアなVPN接続を実現
JV(Joint Venture)の工事現場など、複数の業者でLANを共有しつつ、社内とのVPN接続は自社の端末のみに許可したい場合などにも最適です。