SEILを利用したリモートアクセスVPN機能の特長と活用例を紹介します。
PPTP、SSTP、L2TP/IPsecによるリモートアクセス接続を受ける機能です。
Windows標準機能である仮想プライベートネットワーク接続機能により接続できるので、クライアントPCに専用ソフトウェアは不要です。
ネットワーク構成例
機種別スペック
SEIL/B1 | SEIL/X1 | SEIL/X2 | |
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トンネルプロトコル | PPTP, SSTP, L2TP/IPsec (複数プロトコルの併用可能) | ||
認証プロトコル | PAP, CHAP, MS-CHAP-V2, EAP | ||
最大同時接続数 | 128セッション | 512セッション | 1,024セッション |
認証方式 | ローカル(最大64user), RADIUS, アカウントリストベース |
利用するトンネルプロトコルは、PPTP, SSTP, L2TP/IPsecから選択できます。クライアントの接続環境に応じて選べるように、複数のプロトコルを併用することも可能です。
PPTP
L2TP/IPsec
SSTP
L2TP/IPsec | PPTP | SSTP | |
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認証手段 | アカウント, パスワード, 事前共有鍵 | アカウント, パスワード | |
対応端末 | ○(Windows, Mac, Android, iOS等) | ○(Windows, Mac, Android, iOS等) | △(Windows Vista SP1以降) |
プロトコル番号ポート番号 | UDP500, ESP(50)(NAT-T利用時:UDP500, UDP4500) | GRE(47), TCP1723 | TCP443(SSL) |
公衆無線LANやホテル等での利用 | ○NATトラバーサル機能により、多くの環境で利用可能 | △PPTP(GRE)を透過できる環境で接続可能 | ◎SSL(HTTPS)が通る環境であれば、プロキシ経由でも接続可能 |
ご利用環境に合わせて3つの認証方式から選択できます。
アカウントリスト
RADIUS連携
※RADIUS/アカウントリストサーバはWAN側、LAN側のどちらに設置しても参照できます。
※RADIUSの設定を施したAD認証サーバ(IAS)とも連携できます。
ローカル認証
ご利用環境に合わせたトンネルプロトコル、認証方式の組み合わせで、手軽にリモートアクセスVPN環境を構築できます。
来訪者向け接続サービスと社内セグメントへのアクセスを両立
有線のブロードバンドが届かない拠点での高速モバイルの活用
※SEILはLDAPに未対応です。