サービスアダプタによるコンフィグ取得を繰り返す

「コンフィグ取得を繰り返す」「コンフィグ取得が記録されない」といった、起動時のコンフィグ取得に関する対処法

  • 「コンフィグ取得情報」に「取得理由:モジュール同期失敗」が表示され、「サービスアダプタによるコンフィグ取得」イベントが繰り返し記録される
多くのケースでは、コンフィグの誤りによって発生します。コンフィグ取得が可能であるため、故障やネットワーク障害が原因の可能性は低いといえます。

コンフィグのインターネット接続設定に誤りがあるケース

  • PPPoE接続設定の誤り
    注:
    IDやパスワードなどの文字列誤りのほか、サービスによっては回線品目や利用地域が制限される(契約と異なる回線種別や地域で利用できない)場合があります。
  • 経路の設定誤り

手順

正しい設定に変更し「次回起動時反映」を行う

コンフィグのリゾルバ設定に誤りがあるケース

  • リゾルバが無効化されている
  • 参照先DNSが設定されていない
  • 参照先DNSが正しくない
    • DNSを自動取得でなく静的に設定する場合は、利用するインターネットアクセス回線で使用可能なDNSであるか確認してください。
    • ISPが自社ユーザ向けに提供するDNSは、サービス外のネットワークから利用できない場合があります。ISP変更時はリゾルバの設定変更漏れに注意が必要です。

手順

正しい設定に変更し「次回起動時反映」を行う

コンフィグの経路設定に誤りがあるケース

手順

  • SACMへのアクセス経路が正しくない
    SACMの通信要件に沿って適切な経路を設定する必要があります。
  • リゾルバが使用するDNSへの経路が正しくない
    DNSと通信するための適切な経路を設定する必要があります。

SACMへのアクセスが遮断されている

  • 自身のIPパケットフィルタによって遮断される
  • 通信経路上のファイアウォール等によって遮断される

手順

SACMの通信要件に沿って通信を許可する

リゾルバによるDNSへのアクセスが遮断されている

  • 自身のIPパケットフィルタによって遮断される
  • 通信経路上のファイアウォール等によって遮断される

手順

DNSサーバとの通信を許可する

ISP障害の可能性

手順

ISPに問い合わせる

回線障害の可能性

  • イベントに「サービスアダプタによるコンフィグ取得」が記録されている場合は、コンフィグが取得可能であることから回線障害の可能性は低いといえます。

手順

回線事業者に問い合わせる