Telnetサーバの設定例
Telnetサーバを有効化してリモートログインを受け入れるための設定例
このタスクについて
始める前に
注:
スタンドアロンモードでは工場出荷時コンフィグに、Telnetの有効化が設定され、パスワード無しでログインできます。
ヒント:
パスワードを設定するにはシェルのコマンド実行による暗号化文字列の生成が必要です。SACMコントロールパネルで設定する場合などコンフィグを直接記述するには、別途シェル上で暗号化文字列を生成し転用する必要があります。
手順
- サンプルコンフィグ
telnetd.service : enable login.admin.encrypted-password : $2a$09$uM2N82NJe6lzj6F0Cs68A25RH237C5xwU7J6ch6aYZ/dQmnIfZWS
- Telnetサーバおよびパスワード認証を有効化します。
- login...キーには暗号化されたパスワード文字列を指定する必要があります。これを生成するにはコマンドシェル上でpasswordコマンドを実行する必要があります(次項参照)。あるいは他の装置で生成済みの暗号化済文字列を流用します。
注:上記サンプルは無効な文字列です
- paswordコマンドによるパスワード設定passwordコマンドを実行すると、パスワード文字列を暗号化してlogin...キーが設定されます。
# password Changing local password for admin. New password: Retype new password: The below entry has been added to the running config. login.admin.encrypted-password : $2a$09$uM2N82NJe6lzj6F0Cs68A25RH237C5xwU7J6ch6aYZ/dQmnIfZWS
- 実行すると新しいパスワードの入力を促すプロンプトが表示されます。入力時にパスワード文字列は表示されません。
- 確認プロンプトにもう一度パスワードを入力すると、暗号化しコンフィグに設定された
login...
キーが表示されます。
次のタスク
- 設定が完了すると、本装置のIPアドレスに対してTelnetクライアントからログイン可能になります。
- ログイン時のユーザ名は"admin"を使用します