tcpdump interface

Shellフォアグラウンドでパケットダンプを実行する

tcpdump interface <interface>
  [count <count>]
  [link-header { on | off }]
  [lookup-dns { on | off }]
  [print-direction { on | off }]
  [print-mode { ascii | hex | both }]
  [promiscuous { on | off }]
  [set-capture-time <capture_time>]
  [snap-length <snap_length>]
  [tcp-sequence { absolute | relative }]
  [time-stamp { none | raw | diff | detail }]
  [verbose-level { 1 | 2 | 3 }]
  [expression "<expression>"]
interface
ダンプを行うインタフェース
<Interface>
インタフェース名
  • bridge[]
  • ge[]
  • gre[]
  • ipsec[]
  • ipsecac[]
  • l2tp[]
  • ppp[]
  • pppoe[]
  • pppac[]
  • tunnel[]
  • vlan[]
count
ダンプ処理を行う送受信パケット数の上限
  • 上限を指定すると、指定数処理した後自動停止します。
<count>
パケット数
範囲
1-65535
デフォルト値
上限指定なし
link-header
各ダンプ行のリンクレベルヘッダの表示
on
表示する
off
表示しない
デフォルト値
off
lookup-dns
表示するIPアドレス部の名前解決
on
名前解決する
  • アドレスの逆引きを行うと同時に、TCP/UDPのポート番号も内部的に定義されたプロトコル名に(定義に一致した場合のみ)変換して表示します
off
名前解決しない
デフォルト値
off
print-direction
パケットの入力方向の表示
on
表示する
off
表示しない
デフォルト値
on
print-mode
ペイロード部の表示形式
  • パケットのプロトコルにより、無指定であっても"both"相当の表示となります
ascii
ASCII文字形式での表示を行う
hex
16進数形式での表示を行う
both
ASCII文字形式及び16進数形式での表示を行う
デフォルト値
ペイロード部を表示しない
promiscuous
プロミスキャスモードの使用
on
使用する
off
使用しない
デフォルト値
on
set-capture-time
ダンプを行う期間の指定
  • 期間を指定すると、指定期間経過後自動停止します。
<time>
期間
範囲 単位
1-86400
デフォルト値
期間を指定しない
snap-length
パケットごとの表示範囲(先頭からの長さ)
<length>
表示範囲
範囲 単位
1-65535 Byte
デフォルト値
128
tcp-sequence
TCPシーケンス番号の表示方法
absolute
絶対値を表示する
relative
相対値を表示する
デフォルト値
relative
time-stamp
パケットごとのダンプ時刻の表示方法
none
時刻を表示しない
raw
時刻データを整形せずに表示する
diff
実行時刻からの差分として表示する
detail
詳細な形式で表示する
デフォルト値
現在時刻を表示する
verbose-level
表示するパケットごとの情報の詳細度
<num>
詳細度
範囲
1-3
デフォルト値
詳細表示しない
expression
表示するパケットを絞り込む条件
<expression>
絞り込み条件
  • 指定可能な条件及び記述方法の詳細は http://www.tcpdump.org/ を参照下さい。
  • 記述にスペースが含まれる場合は、全体を""(ダブルクォーテーション)で括ります。

Note

コマンド実行直後から、指定インタフェース上で送受信されるパケットの内容をダンプします。

ダンプ処理を手動で終了させるには、Ctrl-Cを入力してください。