show status route.ipv6

IPv6経路情報の参照

show status route.ipv6

システム経路として採用されているIPv6経路情報を参照する

コマンドの書式

show status route.ipv6

出力例

Flags: C - Connected, M - Miscellaneous, S - Static
       * - System route, ! - inconsistent
 
Destination              Gateway                  Interface Flags  Dist.     Count
::1/128                  loopback                 loopback  C*        0          0
fe80::/64                wlan0                    wlan0     C*        0          0
fe80::/64                loopback                 loopback  C*        0          0
fe80::/64                ge1                      ge1       C*        0          0
fe80::/64                ge0                      ge0       C*        0          0
fe80::/64                ge0                      ge0                -
fe80::/64                ge1                      ge1                -
fe80::/64                fe80::1                  loopback           -
fe80::/64                wlan0                    wlan0              -
ff01:9::/32              ge0                      ge0                -
ff01:a::/32              ge1                      ge1                -
ff01:c::/32              loopback                 loopback           -
ff01:51::/32             wlan0                    wlan0              -
ff02::/32                ge0                      ge0                -
ff02::/32                ge1                      ge1                -
ff02::/32                loopback                 loopback           -
ff02::/32                wlan0                    wlan0              -

説明

項目 項目の意味
Destination 送信先のネットワークアドレス
Gateway

ゲートウェイアドレス またはPoint to Pointインタフェース(ipsec, ppp, pppoe)

  • route.ipv6.[].gateway に discard を設定した場合には ::1 が表示されます。
Interface ゲートウェイインタフェース
Flags 経路の種別を示すフラグ
C
経路の起源(origin): connected経路
M
経路の起源(origin): システムによる直接管理
  • ルーティングプロトコルや静的経路によって制御されない、動作上必要な経路情報です。マルチキャスト用の経路やループバック経路を含みます。
S
経路の起源(origin): 静的経路
!
ルーティングプロセスとシステムとの間で一致しない経路
*
System route(システム経路): 静的経路
  • システムの経路情報として有効な経路です。
Dist. 設定されているディスタンス値
  • connected経路(インタフェースに直接割り当てられたアドレス空間に対応する経路)は、常に 0 となります
  • 静的経路として ディスタンス値に255を設定した経路は、システム経路として有効化されません
Count 該当経路が参照された回数
  • パケット単位でカウントされます
  • 経路の設定が変更または削除されると、該当経路のカウントはクリアされます

show status route.ipv6.all

システム経路に不採用の経路を含む全てのIPv6経路情報を参照する

コマンドの書式

show status route.ipv6.all

出力例

Flags: C - Connected, M - Miscellaneous, S - Static
       * - System route, ! - inconsistent
 
Destination              Gateway                  Interface Flags  Dist.     Count
::1/128                  loopback                 loopback  C*        0          0
fe80::/64                wlan0                    wlan0     C*        0          0
fe80::/64                loopback                 loopback  C*        0          0
fe80::/64                ge1                      ge1       C*        0          0
fe80::/64                ge0                      ge0       C*        0          0
fe80::/64                ge0                      ge0                -
fe80::/64                ge1                      ge1                -
fe80::/64                fe80::1                  loopback           -
fe80::/64                wlan0                    wlan0              -
ff01:9::/32              ge0                      ge0                -
ff01:a::/32              ge1                      ge1                -
ff01:c::/32              loopback                 loopback           -
ff01:51::/32             wlan0                    wlan0              -
ff02::/32                ge0                      ge0                -
ff02::/32                ge1                      ge1                -
ff02::/32                loopback                 loopback           -
ff02::/32                wlan0                    wlan0              -

説明

項目 項目の意味
Destination 送信先のネットワークアドレス
Gateway

ゲートウェイアドレス またはPoint to Pointインタフェース(ipsec, ppp, pppoe)

  • route.ipv6.[].gateway に discard を設定した場合には ::1 が表示されます。
Interface ゲートウェイインタフェース
Flags 経路の種別を示すフラグ
C
経路の起源(origin): connected経路
M
経路の起源(origin): システムによる直接管理
  • ルーティングプロトコルや静的経路によって制御されない、動作上必要な経路情報です。マルチキャスト用の経路やループバック経路を含みます。
S
経路の起源(origin): 静的経路
!
ルーティングプロセスとシステムとの間で一致しない経路
*
System route(システム経路): 静的経路
  • システムの経路情報として有効な経路です。
Dist. 設定されているディスタンス値
  • connected経路(インタフェースに直接割り当てられたアドレス空間に対応する経路)は、常に 0 となります
  • 静的経路として ディスタンス値に255を設定した経路は、システム経路として有効化されません
Count 該当経路が参照された回数
  • パケット単位でカウントされます
  • 経路の設定が変更または削除されると、該当経路のカウントはクリアされます

show status route.ipv6.summary

IPv6経路情報のサマリーを参照する

コマンドの書式

show status route.ipv6.summary

出力例

Route Source        All     System 
----------------------------------
connected             6          6 
static                7          4 
ripng                 2          2
ospf6                 5          5
----------------------------------
Totals               20         17

説明

径路の起源毎に経路数を表示します。
項目 項目の意味
All システム経路に不採用の経路を含む経路数
System システム経路に採用されている経路数